テニスの王子様:「リョーマ!」特報に若き南次郎、家族写真 21人の3DCGキャラも 「超えていけ。たとえ、世界を敵に回しても―」

「リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」の特報の一場面(C)許斐 剛/集英社(C)新生劇場版テニスの王子様製作委員会
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「リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」の特報の一場面(C)許斐 剛/集英社(C)新生劇場版テニスの王子様製作委員会

 許斐剛(このみ・たけし)さんの人気テニスマンガ「テニスの王子様」のフル3DCGの新作劇場版アニメ「リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」(神志那弘志監督、9月3日公開)の特報が4月22日、公開された。新作は主人公の越前リョーマが父・南次郎が現役テニス選手だった時代へタイムスリップするというストーリーで、特報では若き日の南次郎や幼いリョーマらが写った家族写真や、リョーマと南次郎が対面する様子が描かれた。特報の最後には、3DCGで描かれた21人のキャラクターのカットが映し出され、未発表のキャラクターも登場した。

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 キャッチコピー入りのポスタービジュアルも公開された。「超えていけ。たとえ、世界を敵に回しても―」というメインコピーのほか、「父の引退を阻止するため、少年たちは時を越える。」「全人類が体験! 初めての『テニプリ』降臨―シング×ダンス×プレイの新次元アドベンチャー!」というコピーが添えられている。

 新作は、許斐さんが初めて製作総指揮を務める。過去のアメリカが舞台で、「テニスの王子様」と「新テニスの王子様」の間の3カ月が描かれる。リョーマたち青春学園中等部が、全国大会決勝戦で立海大附属中学校との激闘を制した3日後、リョーマは単身アメリカへテニスの武者修行の旅に出ることになる。現地へ到着したリョーマは、同級生の桜乃がギャングに絡まれているところに遭遇したことをきっかけに、リョーマの父がサムライ南次郎と呼ばれ活躍していた時代のアメリカへタイムスリップしてしまう……という展開。一部シーンが異なる「Decide」と「Glory」の2タイプで上映される

 「テニスの王子様」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で1999~2008年に連載されたマンガ。テニスの天才少年・越前リョーマが、青春学園のテニス部で頭角を現し、ライバル校との戦いを通じて成長していく姿が描かれた。2009年から「ジャンプSQ.」(同)で新シリーズ「新テニスの王子様」が連載中。

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