アイドルグループ「日向坂46」の小坂菜緒さんが4月21日、千代田区立千代田小学校(東京都千代田区)で行われた映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」(飯塚健監督、5月7日)の特別授業イベントに登壇した。映画の題材となったエピソードが、小学6年の道徳の教科書(日本文教出版社)に「二十五人でつないだ金メダル」として掲載されたことがきっかけ。小坂さんは“道徳”授業の特別講師として、児童たちの質問に答えたり、エールを送った。
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1998年の長野五輪スキージャンプ競技を題材にした今作で、女子高生のテストジャンパー小林賀子を演じた小坂さんは、「長野オリンピックで金メダルを取った事実は知っていたけれど、詳細までは知りませんでしたので映画に出て知ることがたくさんありました」とコメント。「当時、女性がスキージャンプをするのはありえないという空気でした。その中でも女性が頑張っている姿に感動したので、その女性の強さを演じられるように頑張りました」と撮影を振り返った。
生徒から「辛いことがあったら、どうやって気晴らしをしているか?」という質問が飛ぶと、「音楽に助けられることが多いので、元気の出る音楽を聴きます」と回答。「皆さんにはいろんな夢に向かっていろんなことに挑戦をして、経験していくと思いますが、挫折や失敗もたくさん味わうと思います。そんな時に頑張っている人の姿を見ると自然と自分も頑張る気持ちになれると思います。これからも頑張ってください!」とエールを送った。イベントには、田中圭さん演じる主人公のモデルとなった西方仁也さん、小林賀子のモデルとなった吉泉賀子さんも登壇。田中さんのメッセージ映像も流れた。
「ヒノマルソウル」は、1994年のリレハンメル五輪スキージャンプ団体戦で惜しくも金メダルを逃し、長野五輪で日本代表を裏方として支えた西方仁也(田中さん)らテストジャンパー25人をモデルにしたオリジナルストーリー。
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