俳優の横浜流星さんが、2006~17年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載された迫稔雄さんの人気マンガを実写映画化した「嘘喰い」(2022年2月公開)で主演を務めることが7月2日、明らかになった。物語は、通称「嘘喰い」と呼ばれる正体不明の天才ギャンブラー・斑目貘(まだらめ・ばく、横浜さん)が、日本の闇社会を牛耳る組織・会員制の倶楽部賭郎(くらぶかけろう)の頂点を目指して、イカサマも殺しも何でもありな、巨額の金と命を懸けたギャンブル、ゲームに興じる姿を描く。監督は、ホラー映画「リング」(1998年)などで知られるジャパニーズホラーの名手・中田秀夫さんが務める。この度、銀髪、白スーツ姿で不敵な笑みを浮かべる横浜さんの姿が印象的なティザービジュアルも公開された。
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主演の横浜さんは「今回、お話をいただいてから原作を読ませていただいたのですが、一人一人の個性が強く、人間臭く、カッコ良くて魅力的だと思いましたし、何よりハイレベルすぎる頭脳戦、駆け引きにハラハラドキドキしました」とコメント。「迫先生の生み出した大切な原作をリスペクトしつつ、更にパワーアップした作品を作れるよう、そして僕にとって初ジャンル、初挑戦な役ということで、髪を銀髪に染めました」と意気込みを語った。
役どころについて、「一度もギャンブルをしたことがない僕に、天才ギャンブラーの役を演じることができるのか不安でしたが、大事なのはそこだけじゃなく、貘は、ひょうひょうとしていて絶対的な自信がある男。華があり周りを巻き込み引き込む力があるとても魅力的な人間。何もかも僕とかけ離れていますが、まずは自信を持って、そこに隠れる狂気や野心をバランスよく、でもエモーショナルにできたらと思い、貘として『嘘喰い』の世界を生きました」と話し、「原作でも大事なスリルのある心理戦が、細かく丁寧に描かれていますし、何より画(え)がとてもカッコ良いです!! ハラハラドキドキする『嘘喰い』の世界を皆さんにどっぷりと浸(つ)かってほしいです。お楽しみに」とアピールした。
原作の迫さんは「私の初連載作品である『嘘喰い』の実写映画化でうれしさと期待に満ちあふれております。主演の横浜流星さんともお話させていただきましたが、真面目で明るい人柄に心を撃たれました、実際に銀髪にして斑目貘になりきる熱演ぶりもすごいです。中田監督ならではのミステリアスな作風で『嘘喰い』の世界観が実写に写し込まれるわけですから最高ですね。映画公開に合わせて、『嘘喰い』特別連載を執筆中ですので皆様楽しみにお待ちください」と語った。
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