アイドルグループ「NMB48」の最後の1期生である白間美瑠さんの卒業コンサート「NMB48 白間美瑠卒業コンサート ~みるるん、さるるん、ありがとう~」が、8月15日に大阪城ホール(大阪市中央区)で開催された。NMB48の1期生として2010年にデビューし、約11年間グループをけん引してきた“みるるん”こと白間さんは、「11年間、本当に本当に幸せでした。ありがとうございました」と深々と頭を下げ、ファンに感謝のあいさつをした。
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白間さんは1997年10月14日生まれ、大阪府出身の23歳。加入当初は中学1年生で、妹キャラとしてファンから愛された。2017年の「選抜総選挙」では12位になり、同年発売されたシングル「ワロタピーポー」で自身初のシングル単独センターに選出されている。
白間さんは加入当時について、「毎日が初めてのことばかりで、付いていくだけで必死でした。レッスンのときもダンスの先生に怒られ、部屋から飛び出て、1期生のお姉ちゃんから慰められて……」と回顧。ファンからの「『美瑠ならできる』という言葉で変わることができました」といい、「NMBに入って全てのことが私にとって宝物。悪ガキだった私を支えてくれてありがとうございました」と語っていた。
コンサートには山本彩さんや、渡辺美優紀さんら1期生だったグループのOGメンバー22人も登場し、白間さんの卒業に花を添えた。白間さんは、1期生とのパフォーマンスに「幸せです、安心感がありました。(コンサート)頭から緊張があったけど、1期生のみんなを見たらふにゃふやになった」と満面の笑み。1期生たちからは「いつまでたっても妹」「11年目でまだ23歳なんて信じられない」といった声が上がっていた。
アンコールでは、NMB48の現役メンバーとともにステージに登壇した白間さんは、後輩たちに「11年間一緒に走ってこれて幸せでした。最後に伝えたい言葉があります。『人生は気合や!』」とメッセージ。白間さんが大好きなアニメ「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけもステージに駆けつけ、一緒に自身初のシングル単独センター楽曲「ワロタピーポー」をパフォーマンスした。最後は「元気でお別れします」と笑顔いっぱいで手を振ってステージを去った。