俳優の竹内涼真さんと横浜流星さんが、池井戸潤さんの小説「アキラとあきら」(集英社文庫)の実写映画でダブル主演を務めることが11月24日、分かった。竹内さんが池井戸さん原作の作品に出演するのは、ドラマ「下町ロケット」「陸王」(共にTBS系)に続いて3度目。池井戸さんの作品に初挑戦となる横浜さんと、対照的な宿命を背負う同期の銀行員を演じる。
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原作は、2017年に徳間書店から発売され、2020年には集英社から再版もされた人気作で、累計発行部数は約70万部を突破。2017年にはWOWOWで連続ドラマ化もされた。メガバンク「産業中央銀行」を舞台に、偶然にも同じ名前を持つ新入社員が情熱と信念を武器に社会に立ち向かっていく姿を描く。
竹内さんは貧しくつらい幼少時代を過ごしたことから、人を救うバンカーを理想に掲げる熱き銀行員・山崎瑛(アキラ)役、横浜さんは海運会社「東海郵船」の御曹司ながら、親戚とのあつれきや足の引っ張り合いに嫌気がさし、自ら跡継ぎの座を退いた階堂彬(あきら)役を務める。
三木孝浩監督がメガホンをとり、竹内さんとは「青空エール」(2016年)、横浜さんとは「きみの瞳が問いかけている」(2020年)以来、それぞれ2度目のタッグを組む。2022年夏に公開予定。
池井戸さんの作品に出演させていただくのは3度目で、ご縁があるなと感じています。過去2作では企業側の立場でしたが、今作で初めて銀行マンを演じさせていただきます! 大きな壁にぶち当たり、苦しんで、時にぶつかり合って奮闘するリアルな姿を表現することにこだわり、現場で三木監督や流星君と話し合いながら、気持ちを込めて撮影しました。全国の働く皆さんにエールを送れるような映画になっていると思います。ぜひスクリーンでご覧いただけたらうれしいです!
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