忍たま乱太郎:テレビアニメ30年目突入へ 新シリーズが2022年春放送 尼子騒兵衛コメントも

テレビアニメ「忍たま乱太郎」第30シリーズのティザービジュアル(C)尼子騒兵衛/NHK・NEP
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テレビアニメ「忍たま乱太郎」第30シリーズのティザービジュアル(C)尼子騒兵衛/NHK・NEP

 人気テレビアニメ「忍たま乱太郎」の新シリーズとなる第30シリーズが、2022年春から放送されることが12月1日、分かった。同作は、1993年に放送を開始し、2022年で30年目を迎える。キャラクターデザインの新山恵美子さんが忍術学園の門前にたたずむ入学前の乱太郎、きり丸、しんべヱを描き下ろしたティザービジュアル、30周年記念ロゴも公開された。「忍たま30年記念」と題した特設サイトもオープンした。

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 原作者の尼子騒兵衛さんは「30シリーズ。まさかまさかの30シリーズ。放送が始まった頃、友人と『親子で見られるようになればいいね』と話をして笑い合ったものです。そして、今、その友人から『孫と一緒に見ているよ』という手紙をもらいます。乱太郎たちのことを『親孝行な息子たち』と言っていたのが、今や『孝行者の孫たち』になっていたのでした」とコメント。

 「ギャグマンガだけど、本当の忍者の姿を追って走り続けてきたように思います。時代劇ではあるけれど、なじみのある『江戸時代劇』ではない時代、日本的な文化が花開いた時代『室町時代』のパワー、それを描いてくださるスタッフの皆様の努力、そして今や『永遠の名曲』と呼ばれる主題歌『勇気100%』、それらが見てくださる皆様の心を明るく楽しくすることができる、できているのであれば、ギャグマンガ家としては本望なのであります。これからも、いつも前向きで元気で未来に希望を持って生きている乱太郎たちにそのパワーで笑顔の花を咲かせていってもらいたいと願っております」と思いを語っている。

 「忍たま乱太郎」は、尼子さんのマンガ「落第忍者乱太郎」が原作。一流の忍者を目指して忍術学園に入学した忍者のたまごたちが巻き起こすドタバタ劇。原作は、1986年4月に朝日小学生新聞で連載がスタート。2019年10月に約33年の連載に幕を下ろした。アニメは、第29シリーズがNHK・Eテレで毎週月~金曜午後6時10~20分に放送中。

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