マイクロマガジンのウェブマンガサービス「コミックELMO」で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「組長娘と世話係」が2022年に放送されることが12月7日、分かった。メインキャラクターの声優も発表され、細谷佳正さんが極道の桜樹組の若頭・霧島透、和多田美咲さんが桜樹組の組長の一人娘・桜樹八重花をそれぞれ演じる。細谷さん、和多田さんは、原作コミックス第3巻の付属したドラマCDから続投となる。霧島と八重花が手をつなぐ姿を描いたティザービジュアルも公開された。
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アニメは、川崎逸朗さんが監督を務め、大知慶一郎さんがシリーズ構成、緒方浩美さんがキャラクターデザイン、伊賀拓郎さんが音楽を担当する。feel.、GAINAが制作する。
細谷さんは「原作を読んだ時に、自分の作りたいものを、意思を持って、自分の作りたい形に作ったのだなと感じました。そういう作品がこうして注目されて、アニメ化され、よりたくさんの人に知ってもらえる機会に関われることが本当にうれしいです。優しい登場人物たちを、いじらしくいとおしく感じてもらえるような、すてきな作品になると思います。たくさんの方に見ていただけたら、うれしいです」とコメントを寄せている。
和多田さんは「以前、広告やドラマCDで八重花役として出演させていただき、その際に原作を追い始めました。コメディーなシーンからキャラクターの人生、繊細な感情まで表現されていて、ずっと大好きな作品です。動く『組長娘と世話係』。きっと一人一人の胸の奥まで届いて、大切なものになると思います。また組長娘な時間を過ごせて幸せです。放送をお楽しみに……♪」と話している。
原作者のつきやさんは「自分の描いたマンガがアニメ化するなんて夢のまた夢のような話だったので、アニメ化が決定してからずっと『非現実』のような気持ちでいます。1巻のあとがきを書いていた頃の私には、この現実が信じられないだろうなと思いつつ、ここまで来ることができた、という喜びを噛み締めています」とコメント。
「リモートでアフレコの様子を聞かせていただきながら仕事をするというとんでもなくぜいたくで貴重な体験をさせていただきましたが、現場のキャスト様、制作スタッフ様全員がこだわって組長娘のアニメを作っていただいてるのがすごく伝わってきて感動しました。早く読者の皆様と一緒にアニメを見てこの感動を共有したいです」と話している。
「組長娘と世話係」は、極道であることをいいことに好き放題をやらかし“桜樹組の悪魔”とも呼ばれる霧島透が、組長の一人娘の世話係に任命される……という任侠ハートフルコメディー。コミックスが第6巻まで発売されており、累計発行部数は50万部以上。
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