女優の夏帆さんを写真家の石田真澄さんが撮影した写真集「おとととい」(SDP)が、4月9日に発売されることが1月25日、明らかになった。夏帆さんの日常を追った写真集で、撮影は2年をかけて行われ、旅行や散歩の様子、寝顔などが収められている。夏帆さんは「こんな顔、誰かに見せたことあるのかなっていう表情が切り取られていて、皆さんにお見せするのがなんだか気恥ずかしいですが、大切な記憶がちりばめられたこの本がどうかたくさんの人に届いてほしいです」とコメントしている。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「おとととい」は、石田さんが子供のころから使っている「おとといの前の日」という意味の言葉だという。
併せて、表紙カットと収録カットが公開された。表紙カットは夏帆さんの横顔、収録カットは猫を抱く姿や車に乗って移動する姿が収められている。
夏帆さんは「真澄ちゃんと過ごした時間が心地よくて、この時間がずっと続けばいいのにと思っていました。日常にある小さな揺らぎや、もう戻ることのできないあの時間がたくさん詰まっている写真集です」と語った。
石田さんは、夏帆さんの印象について「夏帆さんと出会ってから、写真を撮るときの相手との心の距離をずっと考えていたなと思います。こんなに誰かとの距離の変化を意識していたのは初めてでした。夏帆さんは柔らかさと強さを併せ持っていて、いつ顔を合わせても安心と新鮮さがある方です」と明かしている。
写真集はA4変型、120ページで、価格は3520円。