ミステリと言う勿れ:“整”菅田将暉「人は病に負けたから死ぬんじゃない」 闘病論が話題に “牛田”小日向文世との会話に「どちらも正解」の声も

連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」第5話のワンシーン(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン
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連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」第5話のワンシーン(C)田村由美/小学館 (C)フジテレビジョン

 俳優の菅田将暉さん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」(月曜午後9時)の第5話が2月7日に放送された。同話では、入院先の病室で隣になった牛田悟郎(小日向文世さん)に向け、久能整(菅田さん)が闘病に関する持論を展開。視聴者から「心にしみた」「いつもハッと気づかされる」「すごく響く」と反響を呼んだ。

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 第5話で、牛田が整に「俺はもうすぐ死ぬんだよ」と告げ、「長い闘病生活の末、病気に負ける」と嘆く。すると、整は「僕ずっと疑問に思ってました。どうして『闘病』って言うんだろう。『闘(たたか)う』と言うから勝ち負けがつく」と話し始めた。

 そして「例えば有名人が亡くなったときに報道ではこう言います。『病には勝てず』『病気に負けて』『闘病の末、力尽きて』どうして亡くなった人をむち打つ言葉を無神経に使うんだろう」「勝ち負けがあるとしたら、お医者さんとか医療ですよ。その時点の医療が負けるんです。患者本人が、あなたが負けるんじゃない」と語った。

 整の発言に対して、牛田は「病と闘うぞと思う気持ちも大事なんだよ。その気持ちが必要なときもある」と返答。「それでも人は病に負けたから死ぬんじゃないです。僕はそう思います」と言う整に、牛田は笑顔を見せた……という展開だった。

 視聴者の間では、整の持論とともに牛田の考えも注目され、「整くんと牛田さんの『闘病』についての考え方が、どちらも正解すぎて共感で涙が止まらなかった」「何度もリピートしてる、深い」「いろいろな考え方があることを知ることができるドラマ」といった声が上がった。

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