バブル:シンガー・ソングライターりりあ。が声優初挑戦 EDも担当 OPはEve

「バブル」のポスタービジュアル(C)2022「バブル」製作委員会
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「バブル」のポスタービジュアル(C)2022「バブル」製作委員会

 アニメ「進撃の巨人」などの荒木哲郎監督の劇場版オリジナルアニメ「バブル」で、シンガー・ソングライターのりりあ。さんが、ヒロイン・ウタの声優を務めることが3月1日、分かった。りりあ。さんが声優に挑戦するのは初めてで、同作のエンディングテーマ(ED)「じゃあね、またね。」も担当する。シンガー・ソングライターのEve(イブ)さんが、オープニングテーマ(OP)「Bubble feat.Uta」を担当することも発表された。本予告が公開され、りりあ。さん演じるウタの歌声、OP「Bubble feat.Uta」がお披露目された。

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 りりあ。さんは、TikTokやYouTubeで顔出しせずに弾き語りする投稿で注目を集めるシンガー・ソングライター。TikTokのフォロワー数は130万人以上。2020年11月にトイズファクトリーの新設レーベル・VIAから「蛙化現象に悩んでる女の子の話。」でメジャーデビューした。

 りりあ。さんは当初、エンディングテーマのみの担当として白羽の矢が立ったが、荒木監督は「ご本人の話し声や柔らかいムードが心地よく、それはヒロインのウタというキャラクターに求めているものそのものでしたので、思わず声までお願いしてしまいました」と、ヒロイン声優にも起用した理由を説明している。

 りりあ。さんは「最初は主題歌のお話だと聞いていたのでやりたい!と即答しました。その後にヒロイン役のお話を聞いて私が声優?! 無理! できるわけない!という気持ちと楽しそう! やってみたい!の気持ちが行ったり来たりで大騒ぎでした。このような壮大な企画だと知ったのは、ヒロイン役も決まった後のことでした。初めて台本を読んだ時、ウタの気持ちとリンクしすぎて泣きまくりました。今でも思い出して泣けるくらいウタに感情移入できたので初めてのアフレコでしたが、あの時はちゃんとウタが心の中にいた気がします」と話している。

 OPを担当するEveさんは「『荒木哲郎×虚淵玄×小畑健×澤野弘之』自分の好きが集結したような空間に、歌でご一緒させていただき、感慨深い気持ちです。ピュアで優しくて、臨場感あふれるこの作品に今回書き下ろした『Bubble』という楽曲は今まで見たことのないようなところにまで連れていってもらえたような気がします。壮大で美しい世界観と、目が離せないアクション、個性豊かなキャラクターたち。熱量のあるこの作品に自分も関わることができて幸せです。ぜひ劇場で体感してみてください。パルクール格好いい!」とコメントを寄せている。

 「バブル」は、世界に降り注いだ泡(バブル)により重力が壊れた東京が舞台のアクションアニメ。ライフラインが閉ざされた東京は、ビルからビルへ駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。ある日、危険なプレースタイルで注目を集めていたエースのヒビキは、不思議な力を持つ少女・ウタに命を救われる。2人の出会いが世界を変える真実へとつながる……というストーリー。

 「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などの「ニトロプラス」の虚淵玄(うろぶち・げん)さんが脚本を手がけ、「DEATH NOTE(デスノート)」「バクマン。」などの小畑健さんがキャラクターデザイン原案、「機動戦士ガンダムUC」「進撃の巨人」などの澤野弘之さんが音楽を担当する。「甲鉄城のカバネリ」「進撃の巨人」などのWIT STUDIOが制作する。5月13日公開。Netflixでも4月28日に全世界配信される。

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