3月6日にスタートするスーパー戦隊シリーズの46作目「暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)の第1話に、お笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさんがゲスト出演することが5日、分かった。宅配のアルバイトを務める主人公・桃井タロウ(樋口幸平さん)が荷物を配達する客で、司法試験に挑戦中の浪人生・鈴木春男を演じる。ワンシーンのみの登場になるが、タロウの人となりを表す重要なシーンとなる。
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2人の共演シーンの撮影では、主演を務める樋口さんがまだ演技経験が浅いため、NGを重ねてしまい、13テーク撮り直しをすることになったという。そんな中、せいやさんは、ベテラン俳優が何度もシーンを撮り直す現場に居合わせた際のエピソードを披露するなど、樋口さんを励ます優しさを見せていたという。
せいやさんは「『激走戦隊カーレンジャー』『忍者戦隊カクレンジャー』の大ファンで、『侍戦隊シンケンジャー』や『手裏剣戦隊ニンニンジャー』など、大人になってからもスーパー戦隊シリーズは見続けてきました。そんな僕がついにスーパー戦隊シリーズの歴史に参加できるということで、ものすごく興奮しました」と喜び、「当時の僕みたいな子供たちにとって、『ドンブラザーズ』が大人になっていっても一生忘れない作品になると思うと感慨深いです。スーパー戦隊シリーズは一生忘れない子供の青春です! みんなで楽しみましょう!」とアピールした。
樋口さんは「僕はお笑いが大好きで、いつか芸人さんと共演するのが夢でした。それが『ドンブラザーズ』1話で叶(かな)ってしまいました! しかも、大好きな霜降り明星のせいやさん! 撮影時間が僕にとって最高の時間となりました。ぜひ桃井タロウと戦隊好きせいやさんのシーンをお見逃しなく! お楽しみに!」とコメントを寄せた。
「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」は、おとぎ話「桃太郎」がモチーフのヒーロー。“レッド”ドンモモタロウが、お供の“ブルー”サルブラザー、“ブラック”イヌブラザー、“ピンク”キジブラザー、鬼がモチーフの“イエロー”オニシスターと共に、人間の消去をもくろむ敵「脳人(ノート)」に立ち向かう。「鳥人戦隊ジェットマン」(1991~92年)はじめ、「仮面ライダーアギト」(2001~02年)、「仮面ライダー555」(2003~04年)、「仮面ライダーキバ」(2008~09年)など数々の特撮作品を手掛けてきた井上敏樹さんの脚本。