放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第89回が3月8日に放送された。茶道の師匠・一子(市川実日子さん)の娘、一恵(三浦透子さん)が、映画村の職員、榊原(平埜生成さん)を茶室に誘い、恋愛に関する思いを語る一幕があり、「一恵ちゃん流の告白だったのでは?」と話題になった。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
第89回では、ひなた(川栄さん)は、弟の桃太郎(青木柚さん)の誕生日会になかなか現れない五十嵐(本郷奏多さん)のことを心配する。その頃、一人でやけ酒をあおっていた五十嵐は、同じ店ですみれ(安達祐実さん)とその夫、「破天荒将軍」主演俳優の星川凛太朗(徳重聡さん)に遭遇。酔いに任せて絡んでしまい、騒動を引き起こす。後日、監督に呼ばれた五十嵐は、今回の件の責任を取るようにと言われ……という展開。
憧れだったすみれが結婚したことに、ショックを受けていた榊原を、一恵が茶室に招く。一恵は、榊原がすみれを思っていたことを見抜いていたと告げると、榊原は「僕は満足なんや、すみれさんが機嫌よう笑てくれはったら、それで」としみじみ。
そんな榊原に、一恵は「あほですね。でも、みんなあほですよね。人を好きになるやなんてあほやからやと思います。傷ついたり傷つけられたりしながら、それでも人を好きになるんやから」と自身の恋愛観を熱っぽい視線で語っていた。
一恵の言葉に、SNSでは「この言葉、榊原さんに言っているようで自分自身に向けて言ってるよね」「みんなあほ、の中には一恵ちゃん自身も入っとるんやろな」「一恵ちゃんも、榊原さん相手にその“あほ”になりかけてるのかな」などと話題になった。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。