キングダム2:佐藤浩市が呂不韋に 昌平君役に玉木宏、蒙武役に平山祐介 新予告に信、王騎、羌カイ

映画「キングダム2 遥かなる大地へ」の(左から)蒙武役の平山祐介さん、呂不韋役の佐藤浩市さん、昌平君役の玉木宏さん(C)原泰久/集英社(C)2022 映画「キングダム」製作委員会
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映画「キングダム2 遥かなる大地へ」の(左から)蒙武役の平山祐介さん、呂不韋役の佐藤浩市さん、昌平君役の玉木宏さん(C)原泰久/集英社(C)2022 映画「キングダム」製作委員会

 原泰久さんの人気マンガを俳優の山崎賢人さん主演で実写化した映画「キングダム」の続編「キングダム2 遥かなる大地へ」(佐藤信介監督、7月15日公開)に佐藤浩市さん、玉木宏さん、平山祐介さんが出演することが分かった。佐藤さんは秦国の実権を裏で牛耳る権力者・呂不韋(りょふい)、玉木さんは秦軍の総司令官を務める軍師・昌平君(しょうへいくん)、平山さんは中華最強とも自負する屈強な武人・蒙武(もうぶ)をそれぞれ演じる。

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 呂不韋、昌平君らが登場する新たな予告もYouTubeで公開された。予告は、「あなたさっきからずっと死地に立っているんですよ」と王騎(大沢たかおさん)の言葉で始まり、迫力の戦車隊のバトル、アクションシーンが描かれている。悲痛な叫びを上げる羌カイ(清野菜名さん)、「勝負はここからだ!」と周りの士気を上げる信(山崎さん)の姿も映し出された。

 呂不韋役の佐藤さんは「前作を観た時に、動きがあるアクティブな要素をしっかりと映像化していると感じました。そういった部分もたくさんの方からシンパシーを得られた部分だなと思います。ただ、呂不韋という役はアクティブな部分での活躍ではなく、裏側にある政治的な部分で暗躍する存在。含みを持たせつつ、作品が持つ動の部分をいかに盛り上げることができるのかを意識しました。原作にある要素を自分たちなりに解釈して、いかに別の側面を見せることができるかを考えつつ、楽しみにしてくれている方たちの期待を裏切らずに、存在感がある魅せ方ができるよう演じました」とコメント。

 昌平君役の玉木さんは「『キングダム』の原作も好きで、1作目の映画も公開後すぐに映画館で見ました。前作を見終わった後、感動と同時に、この作品はきっと、監督、キャスト、スタッフそれぞれが『キングダム』の世界を大切に、お客様に届けたいという強い使命感を持って臨んだんだろうと察しました。今回、昌平君として『キングダム』に携われることを知った時、うれしさのあまり、すぐに吉沢亮君に連絡をしました。撮影現場は、当初に感じた気持ちと同様に士気が高く興奮しました。新たなキャストも加わり、さらにスケールアップし、躍動感あふれる映画になっていると思います。ご期待ください!」と話している。

 同作がIMAX、MX4D、4DX、ドルビーシネマ版でも上映されることも発表された。佐藤監督は、「公開期間中のみの、いわば期間限定の上映であり、この機会を逃せば後にも先にも鑑賞のチャンスはありません。巨大スクリーンと圧倒的な音響にふさわしい『キングダム2』を、最高の環境でぜひご高覧ください」とメッセージを送っている。

 「キングダム」は、2006年からマンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の人気マンガ。コミックスの累計発行部数は8700万部以上。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す信や、後に「秦の始皇帝」となる秦王・エイ政たちの活躍を描く。テレビアニメ第4シリーズがNHK総合で放送中。

 前作の映画「キングダム」は2019年4月に公開され、興行収入が57億3000万円を突破するなどヒットした。「キングダム2」は、天下の大将軍へ夢の第一歩を踏み出した信の初陣となる蛇甘平原の戦いが描かれる。

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