ロマンティック・キラー:ヒロイン杏子の我が道行く恋愛観 梶原岳人「異色のヒロイン」 小松未可子も共感

「ロマンティック・キラー」のビジュアル(C)百世渡/集英社 (C)Netflix
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「ロマンティック・キラー」のビジュアル(C)百世渡/集英社 (C)Netflix

 集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載されたマンガが原作のアニメ「ロマンティック・キラー」がNetflixで配信をスタートしたことを受けて、速水純太役の梶原岳人さん、魔法使い・リリ役の小松未可子さんがコメントを寄せた。梶原さん、小松さんは、恋愛に全く興味がなく大好きなゲーム、猫、チョコレートに囲まれた日々を過ごすヒロイン・星野杏子の我が道を行く恋愛観について「今の時代にぴったり」と共感している。

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 「ロマンティック・キラー」は、「少年ジャンプ+」で2019~20年に連載された百世渡さんのラブコメディーマンガ。オシャレや恋愛には目もくれずゲーム三昧の毎日を過ごしてきた非ヒロイン属性の女子高生・杏子は、突然現れた魔法使いのリリにより、魔法界で決定した「少子化問題対策プロジェクト」に無理やり参加させられる。大好きなゲーム、チョコ、猫という“三大欲求”を没収された杏子が、“学校一のパーフェクトイケメン”香月司、“スポーツ系幼なじみイケメン”速水純太、“金持ちのツンデレイケメン”小金井聖というイケメンたちに迫られることになる。

 杏子が出会う“スポーツ系幼なじみイケメン”速水純太を演じる梶原さんは「杏子が“恋愛が全てではない”と言いきれるのは今までのヒロイン像とは異色だけど、いろいろな選択が尊重される今の世の中にぴったり合っていると思いました」と感じているという。「杏子が恋愛はしないと言いながら、司や純太や聖のいいところを感じ、人としてどんどんお互いの良さを実感していたと思います。誰とくっついてもおかしくない、好きになる選択肢も、ならない選択肢も尊重されている作品は“ロマキラ”特有だと思いました」と作品の魅力を語った。

 小松さんも同作で描かれる恋愛観に共感し、「恋愛だけじゃなくてそこに至るまでの人間としての成長過程や、人と人とのいい意味で壁をぶち壊していく過程がすごく印象に残りました」と話し、「それって異性だけじゃなくて同性にも通じるテーマなのかなって。いい意味で一歩自分のプライベートゾーンに踏み込んでくれるキャラクターがいたらいいなって思わせてくれます」と話している。

 アニメは、「灼熱カバディ」などの市川量也さんが監督を務め、「灼熱カバディ」などのドメリカが制作する。高橋李依さんが主人公の星野杏子、小松さんが魔法使いのリリ、梅原裕一郎さんが香月司、梶原さんが速水純太、花江夏樹さんが小金井聖をそれぞれ演じる。

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