沢口愛華：映画初主演　温泉宿舞台のクライム・コメディー「札束と温泉」　メーキング写真公開

　「令和のグラビアクイーン」などと呼ばれている沢口愛華さんが、映画「札束と温泉」に主演することが分かった。映画は「人狼ゲーム」の原作者・川上亮さんが監督と脚本を務める長編。沢口さんは映画初主演で、主人公の高梨リサを演じる。大分県別府市で撮影され、メーキング写真も公開された。

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　映画は、温泉宿を舞台に、混乱が混乱を呼ぶクライム・コメディー。高校の修学旅行で訪れた温泉宿で女子高生たちが、ヤクザの愛人が持ち逃げした札束の詰まったバッグを発見する。カネを取り戻すために現れる殺し屋、別の生徒からねだられている担任教師。複数の思惑が絡まり……というストーリー。

　映画にはSNS世代の若者に人気の小浜桃奈さん、糸瀬七葉さん、大熊杏優さん、佐藤京さん、星れいらさん、数多くの映画や舞台で活躍する小越勇輝さんが出演する。

　川上監督は「初期のタランティーノ作品やガイ・リッチー作品、コーエン兄弟作品、あるいは映画『ハングオーバー！』シリーズのようなクライム・コメディーを目指しました」と明かす。

　「『いまさらかよ！』と言われるかもしれませんが、テーマに逃げない、真っすぐなエンタメを追求しています。映画としては非常識なせりふ量、複雑に入り組んだ物語を、廊下や階段が複雑に入り組んだ歴史ある温泉旅館で、疑似ワンカットで撮りきります。若い役者さんたちの努力と、熟練のスタッフさんたちの経験と力に、どうかご期待ください」と思いを語っている。