落語家でタレントの笑福亭笑瓶(本名・渡士洋=とし・ひろし)さんが2月22日午前、急性大動脈解離のため死去した。66歳だった。所属事務所の太田プロダクションが認めた。
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笑瓶さんは、1980年に大阪芸術大学芸術学部文芸学科を卒業後、笑福亭鶴瓶さんに師事し、付き人としてタレント修業を開始した。修業中に、テレビ番組「突然ガバチョ!」やラジオ番組「ヤングタウン」(ともにMBS)でレギュラー出演。1987年には東京に拠点を移し、「鶴ちゃんのぷっつん5」(日本テレビ)のウィッキーさん役、「ものまね王座決定戦」(フジテレビ)では「魔法使いサリー」のよしこちゃんのものまねで人気を得た。
「噂の!東京マガジン」(BS-TBS)や「大阪ほんわかテレビ」(ytv)でレギュラーを務めるなど幅広く活躍した。
2015年に同じ急性大動脈解離でゴルフ中に不調を訴え、ドクターヘリで緊急搬送されていた。