昨年末にアイドルグループ「乃木坂46」としての活動を終了した齋藤飛鳥さんの卒業コンサートが5月17日、18日の2日間にわたって、東京ドーム(東京都文京区)で開催される。齋藤さんの5カ月ぶりの乃木坂46としてのステージ、そしてラストステージにもなるが、この5カ月間の齋藤さんの活動を振り返ってみたい。
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昨年大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」に出演し、乃木坂46としての活動を終了した齋藤さん。年が明けて1月2日にアップされた同局のYouTubeチャンネル「NHK MUSIC」の動画内では「卒業コンサートまでは、グループ半分、個人半分みたいなちょっと曖昧(あいまい)な立ち位置になる」と説明した。
1月には自身のインスタグラムで「#さいとうあすかめし」のハッシュタグと共に、手料理のカツカレーやウニのカルボナーラなどの写真や動画を公開。ツイッターでは「#さいとうあすかめし」がトレンド入りするなど、話題になった。
1月以降投稿はやんでいるが、インスタグラムで急にそのような投稿をした理由について、YouTubeで公開されている自身のレギュラーバラエティー番組「ハマスカ放送部」(テレビ朝日、月曜深夜0時15分)の未公開トーク(2月28日公開)では「今私のファンの人って(自分の現状が知れなくて)かわいそうな状況なので、お料理別にそんなできないですけど、日ごろの感謝を込めて」とファン思いな理由を明かした。
2021年10月にスタートした、ロックバンド「OKAMOTO’S」のハマ・オカモトさんと共にMCを務める「ハマスカ放送部」は、4月の番組改編後も放送継続が発表され、ファンを喜ばせた。
グループ在籍時から数々のドラマに出演するなどしてきた齋藤さんだが、卒業後、俳優業も継続。4月14日に公開された坂口健太郎さん主演の映画「サイド バイ サイド 隣にいる人」に出演し、主人公(坂口さん)の元恋人を演じた。
同じく「ハマスカ放送部」の未公開トーク(3月7日公開)では、ハマさんから「今後も演技のお仕事されるんですか?」と聞かれ、「なんでもいいかなって」と齋藤さんらしくひょうひょうと答えていたが、今後も俳優業での活躍が期待される。
マスクで完全に隠れるほどの小顔、その抜群のプロポーションから、2015年から女性ファッション誌「sweet」(宝島社)のレギュラーモデルを務めている。5月12日発売の同誌6月号でも表紙を飾っており、30ページにわたる「乃木坂46卒業記念特集」も組まれているが、これは女性人気も厚い表れだろう。
卒業コンサートを終えた5月23日には、自身にとって2冊目となる写真集「ミュージアム」(講談社)を発売する。2017年、18歳のときに発売した「潮騒」以来、6年ぶりとなる写真集で、米ニューヨークをロケ地に24歳の大人っぽい姿を切り取った一冊になるという。SNSでは、先行カットが公開される度に話題となっており、“乃木坂46エース”だった齋藤さんの人気の高さをうかがわせる。
マルチなフィールドで魅力を発揮する齋藤さん。卒業コンサートで、今後の具体的な進路を表明するのか注目だ。