アイドルグループ「日向坂46」の富田鈴花さんが5月17日、東京都内で行われたミュージカル「ヴィンチェンツォ」の記者会見に登場。今作でミュージカル初挑戦となる富田さんは、オファーを聞いた際の心境を「不安と期待が60、40ぐらいでした」と明かし、「ミュージカル初挑戦もそうだし、(グループの)外の舞台に一人で飛び出すのは緊張して不安の方が今は大きいけど、(オファーは)うれしい気持ちが大きかった」と笑顔で語った。
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「ヴィンチェンツォ」は、「愛の不時着」などを生み出してきたスタジオドラゴンが手がけた韓国の大ヒットドラマで、今回が世界初の舞台化。イタリアマフィアのコンシリエーレ(相談役)が、富と権力を握る巨大組織に挑む復讐劇で、コンシリエーレを務める弁護士のヴィンチェンツォ・カサノ役を和田雅成さん、ヴィンチェンツォと共に復讐に挑む弁護士のホン・チャヨン役を富田さん、ヴィンチェンツォらと対立する弁護士のミョンヒ役を佐藤仁美さんが演じる。
富田さんは今作への出演について、「(グループの)先輩の方や後輩の子が何人も連絡をくれ、『見に行くよ』と言ってくれた」とにっこり。「メンバーが見に来てくれるのも、私以上に喜んでくれる先輩方がいてうれしかったです」とメンバーからの祝福を喜んでいた。
本番に向けて富田さんは、「ホン・チャヨンは、人間の力強さだったり繊細だったりがいろんな表情になって表れるような役柄だと思っている」と話し、「私もそんな面を、ホン・チャヨンを通して、この舞台を通して力強く皆さまにお届けできたら」と意気込んだ。
8月11~13日に「AiiA 2.5 Theater Kobe」(神戸市中央区)、8月18~21日に「日本青年館ホール」(東京都新宿区)、8月25~27日に「サンケイホールブリーゼ」(大阪市北区)で上演される。記者会見には、和田さん、佐藤さん、「スタジオドラゴン」コンテンツ事業・運営統括兼コンテンツ運営局局長のユ・ボンヨルさんも出席した。