あまちゃん:“春子”小泉今日子のデモテープの歌声流れる 村下孝蔵「初恋」をチョイス「フルで聴きたい」

小泉今日子さん
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小泉今日子さん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第39回が、NHK・BSプレミアムで5月17日に再放送された。春子(小泉今日子さん)が、10代でアイドルを目指してオーディション番組に応募していたとき、送っていたデモテープの音声が流れる場面があり、その歌声が話題になった。

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 同回では、アキ(のんさん)にアイドルを目指してオーディションを受けていたことを明かした春子が、当時使っていた部屋で応募の際に送ったデモテープを見つける。

 「いくよ」とラジカセにデモテープをセットしてスイッチを押すと、17歳の春子(有村架純さん)が「天野春子、高校2年生、17歳です。聴いてください『初恋』」と自己紹介する音声が流れた。

 春子はしきりに恥ずかしがり、「これね、ここで録(と)ったの」と漁協で借りた8トラックのカラオケの機械で曲をかけて、マイクで歌い、ラジカセで録音したものだと説明する。

 春子は「本当は聖子ちゃんの歌が歌いたかったんだけど、(カラオケ機用の)カセットに入ってなかったのよ」と「初恋」をチョイスした理由を語った。

 同じころ、スナック「梨明日」では駅長の大吉(杉本哲太さん)らが同じデモテープを聴いていた。

 若いころ、たまたま春子からデモテープを受け取った大吉は、今でも「おら、懐かしいなって、しょっちゅう聴いてる」といい、副駅長の吉田(荒川良々さん)いわく、「駅長は受け取ったのは自分だけだと思って、すっかりまいっちゃったんだよ」とばらす。

 大吉が「しかも中身が『初恋』だで、俺にほれてると思うべ」と浸っていると、正宗(尾美としのりさん)は「でも、奥さんいましたよね」と大吉が安部(片桐はいりさん)とかつて結婚していたことを思い出させていた。

 「初恋」はシンガー・ソングライターの故・村下孝蔵さんが1983年にリリースしたシングル曲。50万枚以上を売り上げ、村下さんの最大のヒット曲となった。

 デモテープの歌は小泉さんが歌っており、SNSでは「春子ママ、もとい中の人の歌う村下孝蔵『初恋』。甘やかな歌声。このままフルで聴きたい」「初恋、良い曲だよな……歌は有村架純じゃなくてキョンキョンが入れている」などのコメントが続々と上がった。

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