あまちゃん:再放送が最終回 トンネルの向こうへ 希望を感じさせるラストシーンに「絶賛あまロス」の声 トレンド1位に

橋本愛さん(左)とのんさん
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橋本愛さん(左)とのんさん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の最終回(第156回)が、NHK・BSプレミアムで9月30日に再放送された。希望を感じさせるラストシーンに、“あまロス”の声が後を絶たず、「あまちゃん」がトレンド1位に輝いた。

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 最終回では、2012年7月1日、北三陸鉄道リアス線(北鉄)が北三陸ー畑野間の運行を再開。同時に袖が浜では海開きとなり、北三陸は過去最高の人出になっていた。

 行き場を失った観光客の受け皿となった勉さん(塩見三省さん)の琥珀の採掘場では、体験コースに参加していた小学生が恐竜の骨を見つける。驚いた勉さんが喫茶「リアス」で水口(松田龍平さん)に報告すると、水口も同じく恐竜の骨を見つけており、箸(はし)置きにしていた。後日、水口と小学生は「大発見」として新聞の1面で紹介される。

 北三陸駅ではアキ(のんさん)とユイ(橋本愛さん)の「潮騒のメモリーズZ」が登場する「お座敷列車」が出発しようとしていた。水口、ヒロシ(小池徹平さん)、種市先輩(福士蒼汰さん)、正宗(尾美としのりさん)らも乗り込み、列車は出発。車内では「潮騒のメモリー」が歌われ、沿道の人達が大勢、列車に向かって手を振った。

 到着した畑野駅のホームで手首に巻いたミサンガが切れなかったことに気付いたアキ。「まだ完成しなくていいべ」とこれから先を見据える。するとユイが「行ってみよっか」とアキと一緒に線路に降りると、2人はまだ復旧されていないトンネルの先を目指して走っていった。最後は、アキとユイが防波堤を一直線に走り、海に飛び込もうとする場面でドラマは幕を閉じた。

 SNSでは「絶賛あまロス!!」「あまロスだ……(10年遅れ)」「3回目のあまロス」「何度目のあまロス」「毎日の楽しみが……」「これが“あまロス”ってやつか、さみしー」「あまロスすごすぎて顔べしょべしょにして泣いてる」「10年前と変わらずティッシュ大量消費」「『潮騒のメモリー』歌う鈴鹿さん(薬師丸ひろ子さん)の衣装が変わっているのがすごかった。明日から、また『あまロス』なのね」といった声や、「らんまん」も9月29日に最終回を迎え、「ダブルロスきついなー」「ダブルロスでもう動けない」といった声もあった。

 また、のんさんが「あまロスのみんなにサプライズしたいと思います」とYouTubeチャネルで9月23日に岩手県久慈市で行われた「あまちゃん」10周年記念コンサートで「暦の上ではディセンバー」を歌った様子の動画をアップし、話題になった。

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