舞台を中心に活動する俳優の木村達成さんが、30歳の節目にあたって12月20、21日にヒューリックホール東京(東京都千代田区)で開催する「木村達成コンサート-Alphabet Knee Attack Vol.2-」で、俳優の川久保拓司さんが8日の大阪公演に引き続き、MCを務めることがわかった。川久保さんは大阪公演のみ出演する予定だったが、木村さんの要望で急きょ、東京公演にも参加することになった。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
今回の公演は、木村さんにとって昨年末の10周年記念コンサートに続いて2回目。大阪公演は、30歳の誕生日の12月8日に松下IMPホール(大阪市中央区)で行われた。
大阪公演では、木村さんはロックバンド「THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)」の「リンダ リンダ」を熱唱して開幕。木村さんは「無事30歳になることができました。ありがとうございます!」とあいさつ。観客の大きな拍手に、「こんなにたくさんの方に祝ってもらえてうれしいです」と喜んだ。
ステージではサプライズゲストとして俳優の須賀健太さんが誕生日ケーキを持って登場。木村さんは驚きのあまり目を丸くして硬直。「何やってんの!?」と叫び、喜びを爆発させた。
木村さんと須賀さんは、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」「血の婚礼」などの作品で共演し、親交が深い。須賀さんはパーソナリティを務めるラジオ番組で木村さんに誕生日サプライズを仕掛けられた「仕返し」として、今回わざわざ東京からやって来たと告白。木村さんは「マジ、ありがとね」と感謝し、その後は夫婦漫才のような掛け合いに場内は大いに盛り上がった。
大阪公演では昭和歌謡やJ-POPが好きという木村さんらしい選曲が続き、美空ひばりさんの「真赤(まっか)な太陽」、音楽ユニット「DREAMS COME TRUE(ドリカム)」の「大阪LOVER」、1980年代に人気を誇った音楽グループ「チェッカーズ」の「ジュリアに傷心」などを披露。また、女性アーティストの曲として、宇多田ヒカルさんの「First Love」、沢田知可子さんの「会いたい」を歌い上げた。
ミュージカルでも活躍する木村さんは、主演ミュージカル「四月は君の嘘(うそ)」より「僕にピアノが聞こえないなら」などミュージカル曲を披露し、会場を沸かせた。
東京公演は、12月20日は午後6時開演、21日は午後1時開演、いずれもヒューリックホール東京で開催される。