昨年1月期の連続ドラマ「大病院占拠」(日本テレビ系)の桃鬼役で注目を集めた俳優の浅川梨奈さん。10月期には、小島健さんとダブル主演した「帰ってきたらいっぱいして。」(読売テレビ)で“地上波ギリギリ”というコンセプトのもと濃厚なラブシーンにも挑戦して話題となった。所属事務所の晴れ着撮影会に出席した浅川さんに、昨年を振り返ってもらうと「声を掛けていただく機会が少し増えました」との答えが返ってきた。
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「私、顔にあまり特色がないんです」とあっけらかんに笑う浅川さん。
「覚えてもらいづらい上に、役によって印象も変わるみたいで。名前と顔が一致しないってずっと言われ続けているんです(笑い)。でも『大病院占拠』に出演したことで、少し声を掛けていただく機会が増えたのかな、と思います」
3本の連ドラ、映画、音楽劇に出演し、知名度もアップした昨年。中でも「帰ってきたらいっぱいして。」では濃厚なラブシーンを体当たりで演じ、注目を集めた。
「できないことって、もうほかに何があるんだろう?って思えるぐらい攻めた作品でした(笑い)。でもそんなラブシーンも、スタッフさんが楽しくて明るい現場の雰囲気を作ってくださったり、監督がきつく感じないような演出を付けてくださったりして楽しかった、という思いが強いです」
どんな役でも「楽しんでやれてしまうタイプ」なのだという。
「マネジャーさんから『こういう役なんだけどどう?』って相談されても、『いいと思います』と割と即断即決。出演することをどうしようって悩むよりも、どんな役でもしっかりと期待に応えて、120パーセントの力を出すために“どうすればいいのか”と悩む感じです」
さまざまな役と作品との出会いを楽しめるようになった。ただ「“今のままじゃまだダメだ”という思いもあります」と吐露。「もっと向上心を持ちながら、今年はもっともっと役者としてステップアップできるように頑張りたい」と意気込んだ。
仕事をする上で「適度にお休みをいただくこと」も大切にしている。リフレッシュになっているのは、東京ディズニーランドへ行くこと。昨年は32回訪れて、今年は1月10日時点ですでに3回行ったという。
「今年は50回は超えていきたいな、と。年パスを持っていたら、もっとそれ以上を目指すぐらい好きです(笑い)。ディズニーのショーが好きなのですが、あれだけ見てる人を楽しませられるショーってすごいなっていつも思います。お金と時間を掛けても“もとを取ったな”と思えるのですが、私もそう思っていただけるようなエンタメを届けていきたいです」