アイドルグループ「日向坂46」の元メンバーの宮田愛萌さんが、自身2作目となる小説「あやふやで、不確かな」(幻冬舎)を4月17日に発売することが分かった。4組の男女それぞれが抱える恋心を描いた恋愛連作短編となる。
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発売にあたり、宮田さんは「私はいつも、他者とのコミュニケーションとは難しいものだと思っています。自分以外の人間と完全に分かり合うことなんて不可能であるのに、分かり合えたらと願ってしまう。そういう矛盾がなんかいいな、と思ってこのお話を書きました。書き終えた今でも、私は登場人物たちとは分かり合えそうにありませんし、書いている時も喧嘩(けんか)ばかりでしたが、それでも良い関係が作れたのではないかと思っています。たくさんの方に受け取っていただけたら、うれしいです。よろしくお願いします」とコメントを寄せた。
四六判、200ページ。価格は1760円。4月26日には、ブックファースト新宿店(東京都新宿区)で発売記念イベントを開催予定。
宮田さんは1998年4月28日生まれの25歳。国学院大卒。2023年1月に日向坂46を卒業後、文筆家としてエッセー、短歌などジャンルを問わず活動している。