攻殻機動隊:新作テレビアニメシリーズ制作 2026年放送 サイエンスSARU制作

「攻殻機動隊」の新作テレビアニメシリーズのティザービジュアル(c)士郎正宗/講談社
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「攻殻機動隊」の新作テレビアニメシリーズのティザービジュアル(c)士郎正宗/講談社

 士郎正宗さんの人気マンガ「攻殻機動隊」の新作テレビアニメシリーズが制作されることが5月25日、分かった。「犬王」「映像研には手を出すな!」などで知られるサイエンスSARUが制作し、2026年に放送される。全身義体のサイボーグの主人公・草薙素子とAI搭載型思考戦車・フチコマの原作のイラストがデザインされ、“原点”を感じさせるティザービジュアル、原作の象徴的な場面を点描した特報も公開された。

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 同作の史上最大規模の原画展「士郎正宗の世界(仮)」が2025年春に世田谷文学館(東京都世田谷区)で開催されることも分かった。同日、Zepp Shinjuku(東京都新宿区)で開催されたイベント「DEEP DIVE in sync with GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」で発表された。

 「攻殻機動隊」は、1989年にマンガ誌「ヤングマガジン」(講談社)の増刊「ヤングマガジン海賊版」で連載をスタートしたSFマンガ。電脳戦や格闘などで優れた能力を持つ全身義体(サイボーグ)の草薙素子をリーダーとした攻性の部隊・攻殻機動隊」が、高度複雑化する凶悪犯罪に立ち向かう姿を描いている。コミックスは「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」「攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE」「攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER」の3冊が刊行されている。

 押井守監督が手がけた劇場版アニメ「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」「イノセンス」に加え、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(S.A.C.)」「攻殻機動隊 ARISE」「攻殻機動隊 SAC_2045」などが制作されてきた。スカーレット・ヨハンソンさん主演で実写化した2017年公開のハリウッド映画版も話題になった。

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