人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の本編映像をアップデートした“期間限定の特別版”が上映される。500カット以上の本編映像をアップデートした“完全版”になるといい、第1弾は9月20日~10月3日、第2弾は11月1~14日に上映され、第1、2弾で異なるエピローグカットが追加される。公開されているPVでは、さまざまな名場面がアップデートされていることが分かるが、中でも話題になっているのがズゴックだ。
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劇中でズゴックは、アスラン・ザラが乗るインフィニットジャスティスガンダム弐式の姿を隠すための仮初の姿として登場した。ズゴックのガンプラの中からインフィニットジャスティスガンダム弐式が現れるシーンも話題になっている。
公開された特別版のPVを見ると、ズゴックの頭部がややスリムになったようにも見える。アップデートによって、中にインフィニットジャスティスガンダム弐式が入っていることをより強調したのだろうか? PVからは判断できないところもあるが、ズゴックがどのように描かれるかが注目される。
PVを見ると、ズゴックの中からインフィニットジャスティスガンダム弐式が現れる名場面もアップデートされているようだ。ズゴックが登場するのは公開まで伏せられていたこともあり、公開後に驚いたファンも多かった。アップデートによって、さらなる驚きがあるのか……と期待が高まる。
後半の見どころの一つだったデスティニーガンダムSpecIIの戦闘シーンやマイティーストライクフリーダムガンダムが実剣フツノミタマで戦うシーンもアップデートされているようだ。後半は怒涛の展開、派手な戦闘シーンが繰り広げられる。アップデートによってさらに迫力が増しているのかもしれない。
アップデートされたのはMS(モビルスーツ)だけではない。ラクス・クラインがより美しくなるなどキャラクターの一部も変更されているようだ。「SEED FREEDOM」は見る度に発見がある作品だが、特別版ではさらに新たな発見があるかもしれない。
「SEED FREEDOM」は「SEED DESTINY」の続編で、福田己津央監督らテレビアニメのスタッフが再集結した。劇場版は、2006年に制作が発表されたものの、その後は長らく続報が途絶えていた。発表から約18年の時を経て、1月26日に公開された。約4カ月のロングラン上映となり、興行収入が49億円、観客動員数が290万人を突破するなど大ヒットした。1982年公開の「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」が記録した興行収入約23億円を超え、「ガンダム」シリーズの劇場版の歴代最高興行収入記録を約42年ぶりに更新したことも話題になっている。
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