サクラヘルスケアサポート、日本ストライカーと単回使用医療機器の再製造事業における協業を開始

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プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202410047634

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2024年10月7日

サクラヘルスケアサポート株式会社

 サクラグローバルホールディング株式会社のグループ企業であるサクラヘルスケアサポート株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 :野島久美子)は、この度、日本ストライカー株式会社と単回使用医療機器の再製造事業における協業を開始したことをお知らせします。 

 再製造単回使用医療機器(R-SUD:Remanufactured Single-use Medical Device)は、医療機関から収集された使用済みSUD(一回限り使用できることとされている医療機器)を医療機器製造販売業者が適切に分解、洗浄、部品交換、再組立て、滅菌などの処理を行い、リバースエンジニアリング*1の技術を用いて、再び使用できるようにした医療機器のことをいいます。

 日本ストライカーは、米国・ミシガン州に本社を置き、医療・手術用機器、ニューロテクノロジー、整形外科、脊椎関連分野などの幅広い領域をカバーし、SUD再製造事業におけるグローバルリーダーであるストライカーコーポレーションの日本法人です。同社は、日本において主に循環器内科領域でのSUD 対象製品の収集と R-SUD 製品の販売を行っています。一方、サクラヘルスケアサポートは、手術室で使用される医療器材の洗浄・滅菌処理を行う中央材料部門で医療機関から業務を受託しています。この度、両社が協業することにより、サクラヘルスケアサポートが使用済みSUDを収集し、日本ストライカーが再製造品として販売することで、今後さらに日本のR-SUD 事業が加速することが期待されます。 

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202410047634-O3-LMpipAZ7

 米国・欧州ではR-SUDの取組みが先だって行われており、2000年代から事業化が始まっています。日本では2017年に厚生労働省が「単回使用医療機器(SUD)の再製造に関する制度」を施行し、2018年には業界団体である単回医療機器再製造推進協議会(JRSA)*2が発足しました。

 この度の協業を通じ、サクラヘルスケアサポートは、医療費の抑制、医療資源の有効活用、医療廃棄物削減による環境保全など、持続可能な医療の実現に向けて更なる貢献をしてまいります。

*1リバースエンジニアリング

製品の解析などを行い、その動作原理や製造方法、設計や構造、仕様の詳細、構成要素などを明らかにすること。

引用:単回医療機器再製造推進協議会(JRSA)

*2単回医療機器再製造推進協議会(JRSA)

JRSA(理事長:サクラグローバルホールディング(株)代表取締役会長 松本謙一)は「医療安全の確保」、「医療資源の有効活用」、「持続可能な医療の提供」、「環境保全」などという国の施策を遂行するために2018年1月5日に設立されました。単回使用医療機器再製造(R-SUD)に関する行政の窓口として機能するとともに、広く医療提供者、関係団体、産業界に対して正しい普及や啓発、推進を行い、国民の医療に貢献することを目的としています。

引用:単回医療機器再製造推進協議会(JRSA)

【サクラヘルスケアサポート株式会社について】

サクラヘルスケアサポート株式会社は、2008年、洗浄・滅菌分野のリーディングカンパニーであるサクラ精機株式会社の一事業を独立させる形で誕生しました。院内の洗浄・滅菌業務、手術室周辺業務、環境整備業務、診療材料・薬品管理業務などの分野での高品質なサービスの提供により医療安全を担い、よきパートナーとしてお客様への貢献を目指します。

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