ガンダム:初の外国人監督は「自分らしく」 世界展開の3Dアニメ「復讐のレクイエム」

「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」のイベントの様子
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「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」のイベントの様子

 人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」のイベントが10月12日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(東京都港区)で開催された。シリーズ第1作「機動戦士ガンダム」の一年戦争のヨーロッパ戦線に焦点を当てた3Dのオリジナルアニメで、アニメ「バイオハザード:インフィニット ダークネス」などを手掛けてきたドイツのエラスマス・ブロスダウさんが監督を務める。「ガンダム」シリーズでは初めての外国人監督になるといい、イベントに登壇したブロスダウ監督は「監督としてプレッシャーはあったのですが、自分が信じている表現をすることに集中していました。自分らしいものを出せるようにしました」と語った。

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 イベントには、ブロスダウ監督、由良浩明プロデューサー、彌富健一プロデューサーが登壇。日本語吹き替え版のイリヤ・ソラリ役の森なな子さんも登壇予定だったが、体調不良のため、欠席した。

 ブロスダウ監督は「ドイツから来ました。『ガンダム』シリーズの初の外国人監督ということで光栄に思っています。子供の頃からガンプラで遊び、育ちました」とあいさつ。「コミュニケーションがチャレンジでした。各国の方が参加しているので、調整が大変でした」と苦労を明かした。

 同作は、Netflixで10月17日から世界独占配信される。“世界に向けたガンダム”ということもあり、由良プロデューサーは「メインが英語。英語のニュアンスで考えないといけない。日本の『ガンダム』をどうやって英語にするのかが難しかった」と話した。

 「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」は、一年戦争の開戦から11カ月後、東欧のジオン軍占領下にある基地の一つが地球連邦軍に奪取され、宇宙から降りてきたばかりのイリヤ・ソラリたちレッド・ウルフ隊などの混成大隊が奪還に向かう……というストーリー。バンダイナムコフィルムワークスとSAFEHOUSEが制作する。

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