シュナイダーエレクトリック、データセンターに特化したバスダクト「I-LINE Track Busway」を国内展開開始

図1:I-LINE Track Busway
1 / 1
図1:I-LINE Track Busway

プレスリリース詳細 https://kyodonewsprwire.jp/release/202411129760

あなたにオススメ

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

2024/11/12

シュナイダーエレクトリック

・容易に着脱可能なプラグインユニットなどの豊富なオプションにより、工期を大幅に短縮

・バスダクトへのプラグインユニットの取付の自由度向上により、柔軟性とデザイン性が大幅に改善

・監視、計測機器との組み合わせにより多機能なインテリジェントモニタリングが可能

エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、データセンター市場に特化したサーバー給電用バスダクト「I-LINE Track Busway」(アイライン・トラックバスウェイ)を日本市場向けに販売開始することを発表しました。2024年11月15日より、国内での提供を開始します。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411129760-O1-Ms18x1a9

バスダクトは、従来ケーブルで行ってきた配電のための電力幹線を、大電流の送電が可能な形で、より効率よく構築するための製品です。アルミニウムや銅の帯状導体を絶縁物で覆ったものを金属製のケースに納めており、ユニットを組み合わせて電路を構成します。近年、高層ビルやマンションなどの大規模ビル施設をはじめ、半導体製造などの産業現場において、大容量の電源を必要とするアプリケーションが増えたことで、バスダクトのニーズが拡大してきましたが、中でも大型データセンターではその環境の特殊性から、工期の短縮やサーバーラック設置に合わせたレイアウトや設計の柔軟性など、業界特有の条件が求められています。

今回発売を開始する「I-LINE Track Busway」は、こうしたデータセンター市場のニーズに特化して開発されました。従来のバスダクトでは位置が固定されていたプラグインユニット差込口を、レール状の幹線導体(トラックバス)上に任意に柔軟に取り付けられるようにしたことで、サーバーラックのレイアウトに合わせた等間隔・均一な設計が求められるデータセンターの設計ニーズに対応します。また、プラグインユニットは工具不要で容易に幹線に取り付け・取り外しが可能となり、工期短縮や不要なダウンタイム短縮にも貢献します。幹線の直線レールやジョイントユニットも、組み合わせによりすぐに稼働・通電が可能なプラグ&プレイソリューションとして設計されており、非常に短期間でシステム構築が完了します。加えて、各種監視機・計測機器によるリモート監視ができるため、高度なモニタリングが可能です。

I-LINE Track Buswayは、革新的な設計により多くのメリットをもたらします。生成AIの登場以来、日本国内でも加速度的に進む大型データセンター需要に対し、柔軟かつスピーディーな設計・建築と、ハイレベルなエネルギーマネジメントを行えるオペレーション環境を提供します。また、シュナイダーエレクトリックは他にもバスダクト製品のラインアップを備えており、国内外で工場現場などの産業環境に数多く提供してきた実績があります。日本市場においても、データセンターに特化したI-LINE Track Buswayの提供開始によって、産業現場の配電設計に幅広い選択肢を提案します。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202411129760-O2-N5830hft

(左=ユニット本体、右=トラックバスとユニットの接続部およびトラックバス断面図)

参考資料:I-LINE Track Busway 紹介動画 https://youtu.be/x7j5vHtkZDM?si=brapV0DYtRcKys59

Schneider Electricについて

シュナイダーエレクトリックのパーパスは、あらゆる人がエネルギーや資源を最大限活用することを可能にし、進歩と持続可能性を同時に実現することによってインパクトをもたらすことです。私たちはこれを「Life Is On」と表現しています。

私たちのミッションは、持続可能性と効率性のための信頼のおけるパートナーとなることです。

私たちは、電化、自動化、デジタル化における世界トップクラスの専門知識を、スマート化された製造業、レジリエントなインフラ、未来仕様のデータセンター、インテリジェントなビル、直観的なホームオートメーションに提供する、グローバルな産業テクノロジーのリーダーです。深い専門知識を基盤に、つながる製品、オートメーション、ソフトウェア、サービスにより、エンドツーエンドのライフサイクル全体で統合された、AI対応の産業用IoTソリューションを提供し、デジタルツインの実現によってお客様の利益と成長を支援します。

私たちは、150,000人の従業員と 100万を超えるパートナーというエコシステムを持つ、人を中心に考える企業として、100か国以上で事業を展開し、お客様やステークホルダーと緊密な関係を築いています。すべての人々にサステナブルな未来を、という意義深いパーパスの下、あらゆる活動においてダイバーシティとインクルージョンを大切にします。

www.se.com/jp

共同通信PRワイヤー 最新記事