タローマン:映画本編の冒頭映像を公開 ”でたらめ”な巨人が人々を襲う奇獣たちを“料理”

映画「大長編 タローマン 万博大爆発」の一場面 (C)2025『大長編 タローマン 万博大爆発』製作委員会
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映画「大長編 タローマン 万博大爆発」の一場面 (C)2025『大長編 タローマン 万博大爆発』製作委員会


 8月22日から公開される映画「大長編 タローマン 万博大爆発」(藤井亮監督)の本編冒頭映像(4分30秒)が8月21日、公開された。

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 「1970年代に実際に放送されていた特撮ヒーロー番組」という体裁で、藤井監督が芸術家の岡本太郎の言葉と作品をモチーフに制作した特撮作品「TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇」の劇場版。「TAROMAN」はNHK Eテレで、深夜で放送された1話5分のミニ番組だったが、SNSで大きな話題になり、イベントが開かれ、特集番組も制作され、本やグッズも販売された。2023年には、第49回放送文化基金賞エンターテインメント部門で優秀賞を受賞した。

 公開された映像は、「なんだこれは!」というナレーションに続き、三大奇獣の「夢の鳥」「ノン」「火の接吻」が地球に現れる。人々に襲い掛かる奇獣たちに、正義奇獣の水差し男爵や、地球防衛軍が立ち向かうが、歯が立たない。その時、でたらめな巨人タローマンが突然、姿を現し、奇獣たちを1匹ずつ“料理”していく。

 映画は1970年の日本が舞台。万博開催に沸き立つ日本に、2025年の未来から万博を消滅させるためにやってきた恐ろしい奇獣が襲いかかる! でたらめな奇獣に対抗するには、でたらめな力が必要だが、未来の世界は秩序と常識に満ちあふれ、でたらめな力は絶滅寸前になっていた。地球防衛軍は万博を守るため、タローマンと共に未来へと向かう。

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