中国の動画配信サービス「bilibili（ビリビリ）」で配信されたアニメ「天官賜福（てんかんしふく）」の大型展示イベント「アニメ天官賜福展 -天地流光-」が、12月14日から横浜赤レンガ倉庫1号館（横浜市中区）2階スペースで開催されることが分かった。2024年にアニメの配信4周年を記念して中国・上海で開催されたイベントが日本に上陸することになった。2026年1月12日まで。

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　アニメの原画や設定など貴重な資料のほか、同展のために新たに描き下ろされた日本開催記念ビジュアルが展示され、日本初公開となる新作ショートムービー（日本語吹替版）も上映される。描き下ろしイラストを使用したグッズも販売される。

　謝憐（シエ・リェン）と花城（ホワチョン）が手をつないだキービジュアルと、日本開催記念ビジュアルが公開された。

　「天官賜福」は、2017～18年にウェブで連載されたファンタジー小説が原作。架空の古代中国を舞台に、天賦の才を持つが、二度も天界から追放された謝憐が、下界でこつこつとガラクタ集めをしながら神官として出直す中、三郎（サンラン）と名乗る不思議な少年と出会う。博識で物おじしない三郎の正体は、鬼界の王と恐れられ天界と敵対する鬼、花城だった……というストーリー。

　アニメは「bilibili」で2020年10月から配信され、総再生回数が3億回を突破するなど人気を集めている。日本語吹き替え版の第1期が2021年7～9月、第2期が2024年1～3月に放送された。