少年アシベ:最新作「小3アシベ QQゴマちゃん」 2026年春テレビアニメ化 ディー・エル・イー制作 小3になったアシベ、ゴマちゃん

「小3アシベQQゴマちゃん」のティザービジュアル(c)M・O/F・D・TX
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「小3アシベQQゴマちゃん」のティザービジュアル(c)M・O/F・D・TX

 森下裕美さんの人気マンガ「少年アシベ」シリーズの最新作「小3アシベ QQゴマちゃん」が、2026年春にテレビアニメ化されることが分かった。ショートアニメとして放送される。同作は「漫画アクション」(双葉社)で連載中のマンガで、小学3年生になった芦屋アシベやスガオ君たち、ゴマちゃんが登場する。「秘密結社 鷹の爪」「野原ひろし 昼メシの流儀」などのディー・エル・イーがアニメを制作する。アシベとゴマちゃんが描かれたティザービジュアル、ティザーPVが公開された。

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 「少年アシベ」は、ゴマフアザラシの赤ちゃん・ゴマちゃんと、飼い主の少年・芦屋アシベの日常を描いたマンガ。第1弾「少年アシベ」は1988年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載がスタートした。「小3アシベ QQゴマちゃん」は、2020年3月に「漫画アクション」で連載を開始した。コミックス最新4巻が11月13日に発売された。

 原作者の森下さんは「『少年アシベ』を見ていてくださっていた読者さんが大人になり、今またその方々と子供たちに『小3アシベ QQゴマちゃん』のマンガとアニメを見ていただけるのは、作者としてうれしい限りです。34年前は小学校1年生だったアシベが3年生になり、同じく少しだけ成長したゴマちゃんのお話を、楽しみにしてください。ヨロシクお願いします」とコメントを寄せている。

 アニメを手がける山脇光太郎監督は「今回制作に携わらせていただき改めて言葉を話さないゴマちゃんの感情を伝えることの難しさを感じました。好奇心旺盛に何にでも突っ込んでいくゴマちゃんとアシベ、それに振り回される周囲の人たちの掛け合いを分かりやすくお伝えできればと思っています。私が長年携わってきたDLE作品の強みであるテンポ感ある作品作りをうまく生かしていきたいと思います。ぜひ放送を楽しみにお待ちください」と話している。

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 菅野あゆみプロデューサーは「企画が決まった時は、超ビッグで最高なプレゼントをいただいた気持ちでした。森下裕美先生作品の大ファンであった私は、昔の自分に『この先の人生も、そのまままっすぐつき進め~!』と言ってあげたいくらい、胸がいっぱいになりました。『ゴマちゃんをめいっぱい可愛く』を合言葉にはじまったアニメ制作は、アシベくんとゴマちゃんたちの日常をほほ笑ましく描きます。同時に、森下作品が持つ社会への鋭いまなざしだけはゼッタイに見落とさないようにと、チーム一同心を込めて作っています。春からの放送、どうぞお楽しみに! 皆さまに愛される作品になりますように」と語っている。

 ※スタッフ(敬称略)

 監督・キャラクターデザイン:山脇光太郎▽音楽:松野恭平▽音響監督:桑原一輝▽美術監督:村山茉優▽プロデューサー:菅野あゆみ▽アニメーション制作:ディー・エル・イー

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