解説:新記録続出の秋ドラマが続々最終回 終盤の人気は

ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」最終話の一場面 (C)TBSスパークル/TBS
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ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」最終話の一場面 (C)TBSスパークル/TBS

 10月にスタートした秋ドラマが次々と佳境に入った。結局どの作品が人気だったのか、こでは人気のバロメーターの一つでもあるTVerのお気に入り登録者数(以下7日正午現在)で振り返りたい。

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 注目度が高い大ヒット作のバロメーターともいえる登録者数100万超えは3本。まず3位は「相棒」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の103万だ。過去作も見られる人気シリーズとあって、登録者数も引き継がれているが、放送前の91万から上積みした。

 2位に入ったのは、間宮祥太朗さんと新木優子さんのダブル主演の「良いこと悪いこと」(日本テレビ系、土曜午後9時)で、127万を記録。「あなたの番です」などで知られる日テレの十八番ともいえる考察系で、毎話ごとに張り巡らされた伏線を確認する意味でも見逃し配信向けの作品だったが、予想を大きく上回る快進撃。再生回数が日本テレビのドラマで歴代1位を記録するなど、大きく伸びている。

 そして、断トツの人気となる175万を記録しているのが、夏帆さん、竹内涼真さんのダブル主演作「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系、火曜午後10時)だ。第1話が放送されるや、竹内さん演じる亭主関白思考の勝男の強烈なキャラクターがSNSで大いにバズり、そのまま人気が過熱。第7話の配信開始から8日間での再生数(555万)がTBSの全番組の最高記録を更新するなど、すさまじい人気となっている。

 なお、登録者数90万台は、98万の「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系、日曜午後9時)を筆頭に、94万の「緊急取調室」(テレビ朝日系、午後9時)、93万の「フェイクマミー」(TBS系、金曜午後10時)、92万の「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系、火曜午後9時)の4本だ。

 記録的な作品が続出するなど、豊作ぞろいとなった今年の秋ドラマ。今回取り上げなかった80万台にも意外な作品が名を連ねる一方、残念ながら伸び悩んだ作品もあった。ナンバーワンの「じゃあ、あんたが作ってみろよ」をはじめ、次々と最終回を迎えるが、この機会にどの作品が人気だったのか確認してみては。

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