ガルパン:アニメ「もっとらぶらぶ作戦です!」は「全キャラに焦点」 “みほ”渕上舞は「ギリギリ攻める」

アニメ「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」の第1幕の試写会に登場した下田正美監督(左)と渕上舞さん
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アニメ「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」の第1幕の試写会に登場した下田正美監督(左)と渕上舞さん

 人気アニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」の公式スピンオフマンガが原作のアニメ「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」の第1幕の報道関係者向け試写会が12月10日、東京都内で開催され、下田正美監督、西住みほ役の渕上舞さんが登場した。大洗女子学園やライバル校のキャラクターたちの日常を描いたアニメで、下田監督は「全部のキャラクターに焦点を当てようとしました。テンションが高めで、特に変化があるのはエリカです。2、3幕でどんどんテンションが上がっていくのが見どころです」と話した。

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 アニメは、全4幕で、第1幕が12月26日、第2幕が2026年1月30日、第3幕が同3月6日、第4幕が同4月10日に上映される。公式スピンオフがアニメ化されることについて、渕上さんは「びっくりました。ゲームやボイスドラマではなく、ここがきたのか!と驚きが強かったです。本編の試合は佳境で緊張感がありますが、コメディーを思い切り楽しみました」と収録に臨んだ。

 下田監督は、渕上さんについて「ちょっとだけブラックなみほをチャレンジされていました」と明かすと、渕上さんは「毎回ギリギリのところを攻めつつ、やりすぎて直しをいただくこともありました」と笑顔を見せた。

 渕上さんは「クオリティーの高さにびっくりしました。コメディー色が強く、頭身も少しだけ可愛らしくなっているのですが、いい意味で裏切られました。細かいところも描かれ、キャラクターがよく動き、食べ物がおいしそうに描かれているのが魅力です」と絶賛。下田監督によると「髪のハイライト、頬の赤みなど本編と同じ技術を使っています」と細部までこだわったという。

 渕上さんが「お母さんたちがかなり弾けています。ここから先も見どころがたくさんあり、楽しいエピソードが待っています。ダージリンさんも可愛い!と印象も変わりました」と話すように、キャラクターのこれまでにない一面も見られるアニメになっているようだ。

 「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!」は、「月刊コミックアライブ」(KADOKAWA)で連載中の弐尉マルコさんのマンガ。キャッチコピーは「わちゃわちゃもりもり、みんなの日常。」で、大洗女子学園やライバル校のキャラクターたちの“あったかもしれない日常”を描く

 「ガルパン」は、戦車を使って戦う“戦車道”が華道や茶道などと並んで“たしなみ”とされる世界を舞台に、少女たちが力を合わせて戦車道の全国大会優勝を目指すアニメ。テレビアニメが2012~13年に放送され、劇場版アニメが2015年に公開された。最終章の第1話が2017年12月、第2話が2019年6月、第3話が2021年3月、第4話が2023年10月に劇場上映された。第5話が2026年に劇場上映されることが発表されている。

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