ワンピース エッグヘッド編
第1153話 時代のうねり!ルフィを導く覇王色
12月14日(日)放送分
「タッチ」などで知られるマンガ家のあだち充さんの画業55周年を記念した展示会「ー画業55周年記念ー あだち充展」が、12月19日からサンシャインシティ 展示ホールC(東京都豊島区)で開催されることを受け、あだちさんと、アニメ「タッチ」の浅倉南の声優で、同展の音声ガイドナビゲーターを務めた日高のり子さんによるスペシャル対談が18日に行われた。あだちさんは、作品を描く上で、キャラクターが多くを語らない、“間”の表現についてこだわりを語った。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
あだちさんは、“間”について「意識してそのへんはやっていたと思います。言葉にしちゃうと意味を持ってしまう。ニュアンスや裏の感情を何とか言葉にしないで伝えるのが好きだったので、やっていました。それを成立させるためには、相手に気持ちを察する力がないと話が進んでいかない。主人公の周りには、とても高校生のとは思えない大人っぽいキャラクター、物わかりがいい、ちゃんと裏をくんでくれる脇役を配して、何とか続けて参りました」と語った。
日高さんも、あだちさんの作品を読む際は「セリフのない風景のシーンで私はいろいろなことを考えます」と話し、「その時間があるからよりストーリーに没入できる。読んでいるだけなのに、自分も登場人物を脇から見ているような、その感覚が大好きです」と語った。
ただ、あだちさんの作品のキャラクターを演じるとなると、難しさがあるといい、「私は『タッチ』という作品で声で表わすことになりました。先生がおっしゃった言葉にしない本当の思い。本当の思いは別のところにあるのに、このセリフを言う、声で表現するということで、(収録では)本当に何度もダメを食らって、録(と)り直しがいっぱいあって。読む時には最高なんだけど、演じるほうは大変だなと思った記憶があります」と語った。収録中は「ずっとみけんにしわが寄りっぱなし」だったといい、「今もしわが残っているのは先生のせいですよ!」と“苦情”を言うと、あだちさんは苦笑いしていた。
あだちさんは当時の「タッチ」人気について、「本人は気にしていないし、どこが受けているのか分からなかったし、分析するとなおさら分からなくなっちゃうので、気にしないで描いていました。でも、アニメになってからは、アニメではできないような表現方法をして、その辺はケンカを売るようにやっていました」と振り返った。
「ー画業55周年記念ー あだち充展」は、初公開となる原画を含む、秘蔵の生原画を40点以上展示するほか、作品のラフスケッチなど貴重資料が並び、総展示数は300点を超える過去最大規模の展示会となる。2026年1月14日まで。
アニメ「装甲騎兵ボトムズ」のフィギュア「HI-METAL R スコープドッグ」「HI-METAL R スコープドッグ メルキア軍装備」(バンダイスピリッツ)用の武装オプションセッ…
累計発行部数が100万部を突破した東野圭吾さんの小説が原作の劇場版アニメ「クスノキの番人」(伊藤智彦監督、2026年1月30日公開)の最新予告が12月19日、YouTubeで公開…
青山剛昌さんのマンガが原作の人気アニメ「名探偵コナン」の「エピソード“ONE”小さくなった名探偵」「江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間」が、日本テレビの金曜ロードショー(金曜…
「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「葬送のフリーレン」の第1期のプックアップ放送が、日本テレビ(関東ローカル)で実施されることが分かった。第2期の…
「先生!」「高校デビュー」「青空エール」などで知られる河原和音さんのマンガが原作のテレビアニメ「太陽よりも眩しい星」の第2期が制作されることが分かった。原作者の河原さんが描いた第…
2025年12月19日 06:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。