“令和の極悪女王”こと人気女子プロレスラーの上谷沙弥さんが、初の自伝本「アイドルで落ちこぼれだった私がプロレス界のセンターに立った話」(KADOKAWA)を2月20日に発売した。プロレスでの活躍にとどまらず、朝の生番組「ラヴィット!」(TBS系)への出演でも人気を集めている彼女が、いま自伝本で伝えたかったことを聞いた。
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上谷さんは、女子として初の「東京スポーツ新聞社制定2025プロレス大賞」MVP獲得、女子プロレス大賞も合わせて受賞。自伝本では幼少期から学生時代、サポートダンサーやアイドル時代の話、そして導かれるように、プロレスの世界へ入っていった詳細を初めて明かす。
昨年の5月ごろに出版社のKADOKAWAからオファーがあり、「メディアに出るようになってから沙弥様のことを知った人も多いと思うから、自分が幼少期から今に至るまでどんな人生を歩んできたのか。それを知ってもらった上で、プロレスを見てほしいなと思って」と、本を出す決意をした。
「自分はアイドルを目指していて、それがうまくいかずにいろんな人生を歩んできた。生きていても思うようにいかない、楽しくない、そう思ってしまっている人にも読んでもらって少しでも勇気を与えられたら。あと、オーディションに落ちまくったり、自分と同じような経験をしている人もいると思う。オーディションで落ちたから終わりではないと思ってもらえるような本にもなっている」とアピールした。
ヒールレスラーながら、テレビではプロレスへの熱い思いを語り涙を見せたり、無邪気にはしゃぐ姿、時折見せる可愛い笑顔など、ヒールとは思えない姿が視聴者の話題を集めた。
「ヒールになってから初めて出たテレビは『千鳥の鬼レンチャン』で、可愛い一面を出そうと思って出したのではなく、本当に300メートル走の繰り返しがきつくて(笑)。きつすぎたが故に、涙とか、自分の内面が出てしまった。でも視聴者たちに『可愛い』と認めてもらえたのは、シンプルに嬉しい」
「元々は素の自分に自信がなかったので、素の部分を『好き』と言ってもらえて。こんな自分でも愛してもらえるんだなと思って、本当に幸せなことだと思う」
“乙女チック”な面も持ち合わせる上谷さんは、恋愛への憧れも明かす。
「普段は引きこもりなので家から出ない。プロレスで殴り合っているので、プライベートは平和に生きたくて。甘えさせてくれる人がいいな(笑)。痛いところがあったら『大丈夫?』と聞いてくれたり、なででくれたり。『痛いの痛いの飛んでけー!』とかやってくれる優しい人と出会えたら嬉しい!」と、照れながら理想のタイプを語った。
そんな愛らしい上谷さんだが、いま夢に掲げているのは所属している女子プロレス団体「STARDOM(スターダム)」で東京ドーム興行を開催することだ。
「女子プロレスの全盛期をもう一度作りたい。女子プロレスの人気が上がってきている実感もあるし、歓声や声援も増えてきたなと思う。まずは4月26日に横浜アリーナで興行があるので、目標としている1万人を達成して、その先の東京ドームに向けて頑張って行きたい」と目を輝かせていた。
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