名探偵コナン
#1192「円谷光彦の探偵ノート4」
3月7日(土)放送分
ガンダムシリーズの劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督)の第2章「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」に、TX-ff104 アリュゼウスが登場したことが話題になっている。アリュゼウスは、原作である小説には登場しない劇場版のオリジナルMS(モビルスーツ)だ。レーン・エイムの駆るペーネロペーが制式配備されるまでの間に急造された練習機で、機体のコアにはRX-94 量産型ν(ニュー)ガンダムを改修して使用。量産型νガンダムは、同シリーズの企画「M-MSV」から生まれたMSで、アニメに登場するのは初めてということもあり、ファンを興奮させた。村瀬修功監督に、アリュゼウスや量産型νガンダムが登場することになった経緯を聞いた。
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「閃光のハサウェイ」は、1988年公開の劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の第二次ネオ・ジオン戦争で苦い別離を経験したブライト・ノアの息子ハサウェイが新型モビルスーツ・Ξ(クスィー)ガンダムを駆って、地球連邦政府に反旗を翻す。
アリュゼウスは、フライト・フォームをメイン形態としている。外装にはペーネロペー開発時にテスト用として製造された試作機のパーツを流用。製造時には未完成であったミノフスキー・フライト・ユニットの代替案として、Iフィールド技術を利用しない旧型エンジン技術のプラズマ・ジェット・エンジン式推進システムを応用したシェルフ・ノズルを機体各部に計20基を配置し、並列運用することで、ペーネロペーに匹敵する高速飛行を可能としている。
アリュゼウスは、ハサウェイ・ノアが搭乗するΞガンダムと激闘を繰り広げる。外装が外れ、量産型νガンダムが姿を現すと、ハサウェイはνガンダムとアムロ・レイを幻視して苦悩する。νガンダムは「逆襲のシャア」の第二次ネオ・ジオン戦争でアムロが乗ったMSだ。「逆襲のシャア」での経験が、ハサウェイの苦悩の根底にあることがはっきり分かるシーンでもある。
「ハサウェイがアムロの幻を見て、過去を回顧し、自分の中に巣くっているアムロと対峙(たいじ)し、自分を見つめ直すことはシナリオで決まっていました。また小説のラストでの戦闘はグスタフ・カールとの戦いのみですが、そこに作品の新要素として新しいMSを出す話は当初よりありました。(エグゼクティブプロデューサーの)小形尚弘さんと(メカニカルデザインの)カトキハジメさんから第2章で新MSを出したいという話もあり、それならグスタフ・カール戦後に登場する新MSはνガンダムにつながるようなデザインにしたいと伝え、全ての要素を組み合わせた結果が今作ラストの戦闘シーンになります。ただ、デザイン作業は難航しました。僕とカトキさんがイメージするνガンダム像が少し違ったんです。僕がイメージするνガンダムは、やっぱりフィン・ファンネルのシルエットがあればこそという部分がありました」
出典元になる「M-MSV」で量産型νガンダムはフィン・ファンネルを装備した状態も描かれているが、大気圏内で使用できないフィン・ファンネルを装備している理由がない。そこで、劇中では、アリュゼウスのシェルフ・ノズルの一部がフィン・ファンネルのように見えることで、ハサウェイはνガンダムの幻と向き合う。
「ジェットノズルのようなものを付けて、フィン・ファンネルのようなシルエットにするというところから始まって、カトキさん、(同じくメカニカルデザインの)玄馬宣彦さんと話している中で、『機動戦士ガンダムF91』に登場するシェルフ・ノズルの要素を取り入れる話になりました。そこから、ペーネロペーの訓練機や練習機にしようということになり、大まかにペーネロペーと同じようなシルエットになる方向で考えていきました。デザインを進める中でサイズ感の話になり、僕はペーネロペーよりも小さくても良いと思ったのですが、Ξガンダムと大きさに差があると、並んだときにあまりよろしくない、という意見もあり。ただ、量産型νガンダムが大きくなるのはおかしい。関節を伸ばすことも考えましたが、それだと大改造になってしまう。ならば外装として脚を付けた方が……とやっていくうちにバケモノ感のあるデザインになったんです。最初からCGでしか描かないことが決まっていたので、これだけ複雑になっても動かせるとは思っていました」
ラストに、Ξガンダムの“素顔”が明かされたことも話題になった。Ξガンダムのフェイスマスクが砕け、への字スリットの入った“ガンダムフェイス”が露わになる。
「実は、フェイスマスクの下にガンダムフェイスが隠されていることは、第1章のデザイン作業をしていた頃から決めていました。だから、Ξガンダムの頭部は少し大きいんです。第1章では気付かれないように秘匿し、第2章の最後に見せることに気持ちよさがある流れにしています。ただ、構成を考えている際は、第3章で見せる方が良いかもしれないと悩んだところもあります」
ガンダムフェイスが隠されていることに何か理由があるはずだと深読みもしたくなるところで、村瀬監督は「それほど秘密というわけではないのですが、理由はちゃんとあります」と話す。
アリュゼウスや量産型νガンダムの登場が過去と現在をつなげたように、Ξガンダムの“素顔”も物語の核心へと通じているのかもしれない。第3章でその真意が明かされるのか注目したい。(阿仁間満/MANTANWEB)
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