注目ドラマ紹介:「ハガネの女」吉瀬美智子が体当たりの演技で連ドラ初主演!

 女優の吉瀬美智子さん(35)初主演の連続ドラマ「ハガネの女」(テレビ朝日系)が21日にスタートする。“クールビューティー”のイメージが強い吉瀬さんだが、今回のドラマでは、どんな試練にもくじけず、問題のある子どもやモンスターペアレントを相手に奮闘する小学校の教師役。「これまでクールで感情を出さない役が多かった私にとって、泣いたり笑ったり、自分が生徒のようにはしゃいだりという初めての役どころで、今までと違う一面を楽しんでもらえると思います」とコメントしており、役柄そのままに体当たりで演じる。

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 「ハガネの女」は深谷かほるさんがマンガ誌「YOU」(集英社)で連載中の人気マンガが原作。吉瀬さん演じるヒロイン、「ハガネ」こと芳賀稲子(はが・いねこ)は元教師で35歳独身。恋人もなく、貯金も定職もない。前任の小学校を寿退職するも、挙式直前に婚約破棄され、臨時採用で小学校の教師に復帰。どんな試練にもくじけない“ハガネの女”として崩壊する学級に挑む姿を描くヒューマン・エンターテインメントだ。

 吉瀬さんは「私もリアルに35歳。人生にいろいろな葛藤(かっとう)があって、恋も結婚もどうするのかという悩みがある。そのあたり、塩田先生=要潤さん(29)=とどうなっていくのかも含め、盛りだくさんです」とコメント。稲子が担任を受け持つ4年3組の副担任・塩田渉を演じる要さんは「最初、尊敬していたハガネ先生への思いが、いろんなカタチに変わっていきますので注目してください。撮影中の吉瀬さんは、演じることに熱心でいつも体当たり。それほどハードな撮影内容ではないのに、体中アザだらけになってます」と明かす。

 また、ハガネが受け持つ4年3組の生徒で、優等生だが優しくていじめられることもしばしばの中野愛梨を演じる大橋のぞみさん(11)は「撮影現場は同い年の子がたくさんいて、お芝居の相談ができて楽しいです。演じる愛梨はいじめられる役。こんないじめがあるんだと思いながら演じています。難しい演技ですが最後まで頑張ります」と意気込んでいる。

 ほかに、お笑いコンビ「バナナマン」の設楽統さん、清水ミチコさん、横山めぐみさんらも出演する。主題歌はケツメイシの「仲間」を起用。00年春にスタートし、「トリック」「時効警察」「特命係長 只野仁」などの話題作が放送された「金曜ナイトドラマ」枠で、21日から毎週金曜午後11時15分に放送予定。(毎日新聞デジタル)

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