歌舞伎俳優の中村獅童さんが２６日、映画「アイアンマン２」（ジョン・ファヴロー監督）のジャパンプレミアに、「和製アイアンマン」として登場。数々の女性と交際報道があった獅童さんは、同じく「色男」と呼ばれる玉置浩二さんについて「参った！　平成の火野正平さんでしょ、空港で面白かった。あの面白さには勝てない。がんばります」と意気込んでいた？

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　獅童さんは、映画に出演する女優のグウィネス・パルトロウさんと、スカーレット・ヨハンソンさんのどちらがタイプかと問われると、「ヨハンソン！　なんとなく直感で」と即答。一方、ミッキー・ロークさん演じる悪役でアイアンマンの敵「ウィップラッシュ」にのコスプレで登場したプロレスラーの蝶野正洋さんは「おれはいいっす」と明言を避けると、獅童さんは「『おれはいいっす』……、こう言えばいいんだよな」と反省していた。蝶野さんと観客を前にバトルシーンを演じた獅童さんは、「楽しかったです。宣伝するからにはぜひこの（アイアンマンの）格好をさせてくれと自分で言いました」とコスプレ姿をアピールし、「最初から最後まで楽しんで、嫌なことをスカッと忘れられます」と作品を紹介した。

　映画は「スパイダーマン」などで知られる米マーベルのヒーローマンガ「アイアンマン」が原作で、第１作は０８年に公開されている。巨大軍事企業の社長で天才的発明家のトニー・スターク（ロバート・ダウニーＪｒ．）が超人的なパワードスーツを装着して、敵と戦いながらテロ撲滅や武器の廃絶を目指す……という物語。６月１１日から全国で公開。（毎日新聞デジタル）