福山雅治:地元・長崎市入りで「照れくさい」 伊勢谷、蒼井らも登場 「龍馬伝」

長崎市の祟福寺で「龍馬伝」の会見に登場した(左から)伊勢谷友介さん、福山雅治さん、蒼井優さん
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長崎市の祟福寺で「龍馬伝」の会見に登場した(左から)伊勢谷友介さん、福山雅治さん、蒼井優さん

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬を演じている福山雅治さん(41)が27日、地元・長崎市の祟福寺(同市鍛冶屋町)でロケ撮影を行い、高杉晋作役の伊勢谷友介さん(33)、芸妓(げいぎ)・お元役の蒼井優さん(24)らと会見した。福山さんは「ふるさとの長崎に来て土佐弁をしゃべってるっていうのが、照れくささを感じて不思議」といい、「生まれ育った場所でお芝居とかしたことなかったんで、急に照れくさくなっちゃったのかな。『うわ、オレ、地元で芝居しよるわ』って」と苦笑いしていた。

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 長崎県内での撮影は2月の大村湾で行った船上ロケ以来2度目だが、長崎市内での撮影は今回が初めて。福山さんは撮影場所となった祟福寺に「ちょくちょくお参りに来ていた」と話したが、デートで来たことは?と問われると「デートは僕、寺派じゃなかったんですよね。海派だったんです」と明かし、「(デートの思い出は)海に行けば思い出すんですけど……」と苦笑い。「ギターを担いでこの辺に来てたのが15~18歳ぐらいのころ。20何年たったら、まさか、はかま着て刀を差して……とは夢にも思わなかったなと感慨深く感じております」と話した。

 伊勢谷さんは「みなさんが紡いできた幕末の志士たちのあつい思いを現在のみなさんに伝わるよう、努力をして参りたい。福山さんを中心にして僕らは飲みながら頑張っています」とジョークを交えてあいさつ。芸妓姿の蒼井さんは「史実が残っていない役なので自由にやれるのではないかと楽しみにしています」とほほ笑んだ。

 この日は龍馬と近藤長次郎(大泉洋さん)、沢村惣之丞(要潤さん)たちが船で大阪から薩摩に向かう途中、長崎に立ち寄り、祭りでにぎわう祟福寺に立ち寄ったシーンを約100人の地元のエキストラを交えて撮影。会見には、長崎の油商の娘で、龍馬や志士たちの活動を物心両面で支えたといわれる大浦慶役の余貴美子さん(54)も出席し、福山さんらは同寺の国宝の一つ、本殿の前で記念撮影を行った。

 「龍馬伝」は、坂本龍馬の33年の生涯を、三菱財閥の創業者・岩崎弥太郎の視点から描いたドラマ。大河ドラマ初の4部構成で、現在放送中の第2部「RYOMA the ADVENTURER(冒険者 龍馬)」では、脱藩して浪人になった龍馬が、勝麟太郎(武田鉄矢さん)や西郷吉之助(高橋克実さん)、妻・お龍(真木よう子さん)と出会い、海軍創設のため奔走し、飛躍を遂げていく。NHK総合テレビで毎週日曜午後8時から放送中。(毎日新聞デジタル)

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