薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
直木賞作家・森絵都さんのベストセラー小説を劇場版アニメ化した「カラフル」(原恵一監督、8月公開)で、女優の宮崎あおいさん(24)や南明奈さん(21)、麻生久美子さん(31)らがキャラクターの声を担当することが2日、明らかになった。主人公の同級生を演じる宮崎さんは「原作が好きだったので、声を掛けていただけてすごくうれしかったです。不安だし、自信もなかったけど、やっぱり大好きなのでどうしても参加してみたいと思い、一生懸命演じました」と出演を喜んでいる。
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「カラフル」は森さんが98年に発表した小説が原作。これまでに実写映画(00年)やラジオドラマ(99年)にもなった。死んで天上界と下界のはざまで魂として漂っていた主人公の「ぼく」のところに、「プラプラ」という天使(?)が現れ、「あなたは大きな過ちを犯して死んだ罪な魂ですが、もう一度下界に戻って再挑戦するチャンスが与えられました。そして、自分の犯した罪を思い出さなければいけません」と、自殺をして息を引き取ったばかりの中学3年生の「小林真」の体に入り込み、真として生きることになった……というストーリー。
生きていくことをポジティブに伝えていく感動作で、アニメ化にあたっては、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」(01年)や「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」(02年)、「河童のクゥと夏休み」(07年)などで知られる原監督がメガホンをとった。
原監督は3人それぞれの起用の理由を、宮崎さんについては「声で孤独感を表現できる人だと思っていました。(役名の)唱子という少女の孤独を思ったとき、宮崎さんの声が浮かんできました」と話し、真のあこがれの女子だが実は援助交際をしているという同級生・ひろかを担当した南さんについては「ひろかの声をイメージした時に、最初に浮かんだのが南さんでした」、真の母親役で声優に初挑戦した麻生さんについては「以前から、あこがれの女優さんで、声もすごく好きでした。いつかは自分の作品に参加してもらいたいと思っていました」と満を持しての起用だったことを明らかにした。
南さんは「(原)監督は厳しい方というイメージだったので、大丈夫かなと不安だったんですけど、実際はすっごい優しい、ふわっとした雰囲気の方で安心しました(笑い)。主人公たちと同じ、中学生に一番見てもらいたい映画です。緊張しながらも頑張って挑戦しましたので、ぜひ見てください!」と意気込みを語った。麻生さんは「ずっと原さんのファンだったので、お話を聞いた瞬間、内容も役も聞く前から『やります!』と答えてました。アフレコに挑戦するのも初めてで何もかもが新鮮でしたが、声だけで表現するのはやはり難しかったです。今悩んでいる学生の人たち、家庭内で問題があって悩んでいる人、いろんな人に見てほしいと思います。気持ちのいい作品になってますので、ぜひ見てください。おすすめです!」とコメントしている。
宮崎さんは「本当にいいお話で、自分が生きている意味とか、自分がどうして自分に生まれてきたのかとか、普段はあまり考えないことを考えさせられる作品になっていると思います。豊かな人生を送っていくためにもとても大きなヒントがつまっている作品だと思うので、ぜひ劇場で見てください」と作品をアピールしている。
その他の声のキャストは入江甚儀さん、中尾明慶さん、高橋克実さん、まいけるさんら。8月21日から全国東宝系で公開予定。(毎日新聞デジタル)
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