アヤカ・ウィルソン:「自然を守って」と環境保護アピール 映画「ハッチ」出演でエコイベント出席

 劇場版アニメ「昆虫物語みつばちハッチ 勇気のメロディ」で主人公のハッチと出会う人間の少女アミィの声を担当するアヤカ・ウィルソンさんが6日、環境省主催のイベント「エコライフ・フェア2010」に出席し、「人と虫たちが共に生きていくこと、自然環境をテーマにした映画です。今ミツバチは、死んで、減少しています。それを守るためにも、この映画を見て虫たちを助けよう、自然を守ろうと思ってくださるとうれしいです」と映画と環境保護をアピールした。

あなたにオススメ

 映画は「虫と人間の共生」「自然環境の保護」をテーマにしており、3月8日には日本養蜂はちみつ協会から2代目「はちみつ大使」に任命されたウィルソンさんは「この映画に出たことがご縁で、はちみつ大使に任命されました。ハッチ、アミィと仲良くしていきたいです」と笑顔で話した。この日は、ハッチ、アミィによるパペットショーが行われ、集まった子供たちは大喜びだった。

 劇場版「みつばちハッチ」は、70年からフジテレビ系で放送されたアニメシリーズをリニューアルしたもので、映画「おくりびと」の脚本を担当した小山薫堂さんが総合プロデュースと脚本、「屍鬼」や「マクロス7」のアミノテツロ監督がメガホンを取り、キャラクターコンセプトデザインを絵本作家の河井ノアさんが担当。スズメバチに襲われ、生き別れになった母親を探すミツバチの子ハッチが、旅の途中で迷い込んだ人間の街で、虫と会話ができる少女アミィと出会う。ハッチは楽しい時間を過ごすが、スズメバチの一群が襲来し、さらわれた仲間を助けに立ち上がる……というストーリー。ウィルソンさんのほか、田中直樹さん、小森純さん、柄本明さん、中村獅童さん、安田成美さんらが声優を務める。7月31日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)

アニメ 最新記事