話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、7月からアニメが放送、個性あふれる三つ子の姉妹が大暴れする桜井のりおさんのギャグマンガ「みつどもえ」(秋田書店)です。「週刊少年チャンピオン」編集部の八木拓雄さんに作品の魅力を聞きました。
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
−−作品の魅力は?
小学6年生の日本一似てない丸井家三つ子3姉妹と、6年3組の愉快な面々が楽しく大暴走するギャグマンガです。長女・みつばは、ちょっとおませなサドガール。次女・ふたばは、ちょっとエッチなマッスルガール。三女・ひとはは、ちょっと不思議な暗ガール。そんな三つ子たちと、チーム杉崎、佐藤&千葉や、佐藤が好きでしょうがない隊などの個性派クラスメートが、なんだかんだとバタバタしているさまを生温かく眺めていただければと思います。
−−作品が生まれたきっかけは?
初期のシリーズ連載の時に担当になったので詳しいことは分からないのですが、たまたまテレビ番組で「北朝鮮では三つ子が生まれると優遇される!」という特集をやっていたのを見たのがきっかけだったそうです。
−−作品を作るうえでうれしいこと、逆に大変なことは?
うれしいことは、初期のころは1日で作者がネームをあげて、そこから打ち合わせで修正していくスタイルだったのですが、だんだんキャラクターの内面的なものの描き分けができてくるにしたがって、修正する個所がどんどんなくなっていったことです。大変なことは、ネームの完成度が上がっていくにしたがって、ネームにかかる時間が3日、4日とかかっていき、常にギリギリの進行になってしまったことですね。
−−今後の展開、読者へ一言お願いします。
パンツがたくさん出ているのですが、パンチラは一切無いということだけはキチンとアピールしたいですね。作者が、浜岡賢次先生の「元祖!浦安鉄筋家族」が連載されているので「週刊少年チャンピオン」に投稿したというだけあって、「みつどもえ」は純然たるギャグマンガとして描かれています。「可愛い!」とか「ちょいエロ!」とか思われがちですが、王道ギャグマンガとして楽しんでいただけるとありがたいです。テレビアニメのスタッフの方々にも、それをすごく理解していただいているので、アニメもお楽しみに!!
秋田書店 週刊少年チャンピオン編集部 八木拓雄
◇連載情報など
みつどもえ 桜井のりお 1~8巻(9巻は6月8日発売) 週刊少年チャンピオン(毎週木曜日発売)で連載中
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