新作ゲーム紹介：「薄桜鬼　巡想録」　女性に人気の幕末アドベンチャーがＰＳ３に　グラフィックを強化

　新選組がモチーフの女性向け恋愛アドベンチャーゲーム「薄桜鬼（はくおうき）」（アイディアファクトリー）が、本編とファンディスクの内容をあわせた「巡想録」として、ＰＳ３向けに発売される。

ウナギノボリ

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　「薄桜鬼」は０８年に第１作「新選組奇譚」がＰＳ２向けに発売され、０９年にファンディスク「随想録」が発売された。今回発売される「巡想録」では、この２作がカップリングされている。

　主人公は蘭学医の娘で江戸育ちの雪村千鶴だ。失跡した父親を探すため、男装して京に上ったところ、ある事件を契機に新選組と出会う。彼らと行動を共にするようになった千鶴は、新選組と父の関係、そして自分の出生の秘密を知ることになるが……というストーリー。「随想録」では、本編で語られなかった事件を、千鶴が回想する形で語られていく。

　ゲームは史実を基にしたアドベンチャーゲームで、選択肢を選んでストーリーを進めていく。選択肢によって隊士との好感度が変化し、結びつきの深さで結末が変化する。ＰＳ３版ではグラフィックが向上したほか、キャラクターがアニメーションする「ＡＡＳ（アクティブアニメーションシステム）」が取り入れられている。

薄桜鬼　巡想録（ＰＳ３）　１人用　ＣＥＲＯレーティングＣ（１５歳以上対象）　アイディアファクトリー　６月１７日発売　７１４０円