人気マンガ「鋼の錬金術師」が、11日発売の「月刊少年ガンガン」7月号で最終回を迎えた。108話「旅路の果て」は、ページ数が通常の倍となる110ページ以上で、体を取り戻すために歩んだ兄弟の最後の戦いとその後が描かれている。
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「鋼の錬金術師」は荒川弘さんが01年から同誌で連載を始めたマンガ。錬金術が科学のように発達した世界で、禁じられた「人体錬成」に挑んで失敗し、体を奪われたエドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すために軍事国家の手先となり、「賢者の石」を探す旅に出る。しかし、国家規模で展開する陰謀に気づいて立ち向かう……というストーリー。コミックスは1~25巻で4200万部を発行。03年にMBS・TBS系でアニメ化されて人気を博し、劇場版アニメも製作された。09年4月からは新シリーズのアニメが放送されていたが、原作の完結に合わせて7月4日で幕を閉じる。
最終回を記念して7月号には、描き下ろしの兄弟のイラストに作者のサインが入った卓上時計「メモリアルクロック」が付録についてくる。コミックス26巻は8月12日、最終巻27巻は11月に発売される予定。(毎日新聞デジタル)
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