09年6月25日に急死した米歌手の故マイケル・ジャクソンさんの素顔を描いた映画「マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔」公開記念パネル展が18日、ショッピングモール「ヴィーナスフォート」(東京都江東区)で開幕。オープニングイベントにマイケルさんのものまねでおなじみのマイコーりょうさんがゲストで登場し、「天気のいい日に、今、世界にマイケル・ジャクソンがいないんだなと考えることがある。存在するのが奇跡のような人。奇跡が終わってしまったのかな」と思いをはせていた。
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「キング・オブ・ポップの素顔」は、マイケルさん自らが元マネジャーのマーク・シャフェルさんらに依頼し、10年にわたって私生活を撮影した映像を基にした作品。マイケルさんがピンマイクを付けて収録した日常会話や、生まれ育った故郷を訪れて周囲の人たちとふれ合ったり、誕生日パーティーで顔に生クリームを塗られておどけたりする姿も明かされている。また、遊園地や動物園を併設したマイケルさんの住居「ネバーランド」の内部など、ごく限られた人間しか見ることができなかった貴重な日常の映像から「キング・オブ・ポップ」と呼ばれたマイケルさんの素顔を紹介している。マイケルさんの一周忌となる25日から全国公開される。
マイコーさんはこの日、「JAM」「ビリー・ジーン」と「ジャクソン5」のメドレーのパフォーマンスを披露。約300人が集まった会場では、「マイコー!」「最高!」と歓声が飛び交い、盛り上がった。トークショーでは、映画の感想を「彼(マイケルさん)が男性的な軽い下ネタをしゃべっているのを見ると、男性の僕はホッとしました。女性の胸にも興味があったんだな」と話して観客を笑わせ、「(マイケルさんの)プライベートのイベントや行動が公式の映像化されることはまずない。貴重なドキュメントフィルム」と絶賛。「新しい素顔のマイケル・ジャクソンを見ていただきたい。25日はマイケル・ジャクソンに思いをはせて」と呼びかけた。
パネル展は「ヴィーナスフォート」の教会広場で、「マイケル・ジャクソン トリビュート」と題して、マイケルさんの写真パネルを約20点展示。7月19日まで。入場無料。25日~7月19日はマイケルさんの公式グッズの販売も行われる。(毎日新聞デジタル)
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