岡田将生:「虫はもう大丈夫」? 虫嫌い克服ならず 映画「瞬」初日舞台あいさつ

 俳優の岡田将生さん(20)が19日、新宿バルト9(東京都新宿区)で開かれた女優の北川景子さん(23)主演の映画「瞬 またたき」(磯村一路監督)の初日舞台あいさつに登場。6日に行われた公開直前イベントで「僕、虫が本当に嫌いなんです」と大の虫嫌いを告白した岡田さんは、「(虫は)もう大丈夫になりましたね」と強がっていたが、「(虫)全般がダメ。でも最近クモは大丈夫になりました。こないだ部屋にクモが現れて30秒くらい固まってしまったんですけど、なんとかベランダまで道を作って誘導しました」と完全克服の道は遠いようだった。

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 この日の舞台あいさつには歌手のKさんも登場し、同映画の主題歌「会いたいから」を熱唱、会場から大きな拍手を浴びた。その後に登壇した岡田さんは「先ほどは僕の歌を聞いていただいてありがとうございます。精いっぱい歌わせてもらったので、(思いが)届いたかなと思います」と冗談交じりにあいさつすると、Kさんも「岡田将生です」と返し、会場を沸かせた。

 映画「瞬」は、作家・河原れんさんのデビュー小説(幻冬舎文庫)が原作。花屋で働く泉美(北川さん)は、配達で訪れたショッピングモールで美大生の淳一(岡田さん)と出会う。お互いにひかれ合い、付き合うことになった2人。時間とともにきずなは深まり、幸福な日々が続くかのように思えたある春の日、バイクで桜を見に行った2人は交通事故に遭い、泉美は最愛の恋人と事故の記憶を失ってしまう。なぜ自分だけ無傷で助かったのか……。1人残された苦しみと戦いながら、愛する人との最期の記憶を取り戻そうと“空白の10分間”の真相をたどっていくと、そこには極限状態の中で2人の本能的な行動が生んだ“愛のカタチ”があった。泉水の記憶を取り戻すために。手助けする弁護士役を大塚寧々さん(42)が演じる。(毎日新聞デジタル) 

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