第13期の「日テレジェニック2010」が21日、新宿のエンターテインメントカフェ「ピンクビッグピッグ」(東京都新宿区)で発表され、中村知世(ちせ)さんら6人が選ばれた。ハイレベルな戦いとなったため、当初の予定の5人から1人増えた。1位に選ばれた中村さん以下、木村好珠(このみ)さん、内田理央さん、伊藤れいこさん、滝川綾さん、浅倉結希(ゆき)さんと続いた。中村さん、木村さん、内田さんのトップ3はソロDVDが発売される。
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1位に選ばれた中村さんは号泣しながら登場し「最後の2、3週間は不安で不安で仕方なかった」と涙ながらに振り返った。「みなさんのおかげで残ることができました。頑張って日テレを盛り上げていきます」とあいさつした。どんな気持ちで結果を待っていたかと聞かれると、中村さんは「もう結果を受け入れるしかない。落ちたときのコメントとか真剣に考えていました。拍手する準備をしてました」と語った。
番組司会者を務めた毒舌で知られるお笑いタレントの有吉弘行さんは、「まあ、誰が(日テレジェニックに)なってもよかったです」と辛口のコメントをしながらも、「今まで出ていた『アイドルの穴』以上にひどい番組はないから。ちやほやされると思うけど、なるべくてんぐにならないように」とエールを送った。
質疑応答では有吉さんが「記者さんのために、誰か『打倒AKB』とか言ってください」とたきつけた。中村さんは、プライベートで友達だという「AKB48」の小嶋陽菜さんから「頑張れ!」と応援メールをもらったと告白し、「ちょっと、言いづらいです……」と抵抗しながらも、「(言わされてます)って書いてくださいね」と念を押しながら、「打倒! AKB~!」と叫んだ。
日テレジェニックは、日本テレビが毎年選出するイメージガールプロジェクトで、今年で13年目。98年度の加藤あいさんや02年の小倉優子さん、08年の手島優さんなど、毎年有望なアイドルを輩出している。21人の候補生がさまざまな課題に挑戦し、携帯サイトで配信中の待ち受け画面コンテンツの視聴者によるダウンロード数と、ライブチャットの参加状況を加味したポイントが、1週間で最も少なかった候補生が脱落していくという形式で、3カ月間かけて選出する。選出後は主に日本テレビの番組、イベントの出演や、雑誌グラビアなどでPR活動などをする。
最終結果の模様は、舞台裏も含め26日、日本テレビで深夜1時55分に「アイドルの穴~日テレジェニックを探せ!」の最終回で放送される。(毎日新聞デジタル)
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