マンガ家のやくみつるさんらが21日、東京・両国の「江戸東京博物館」で22日から開かれる「大昆虫博」の内覧会に登場。JR山手線で「虫探し」の旅をしたやくさんは「『最近は虫がいない』と嘆かれることが多いですが、全駅で違う昆虫を捕って回るなかで、『横綱』と名の付く昆虫も目黒と渋谷で発見しております。ご近所ではもめてるようですが、こちらにはまっとうな横綱がそろっています」と国技館に隣接する会場から相撲界をチクリと刺していた。
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同展では、日本に現存する昆虫博物館としては最も長い歴史を持つ「名和昆虫博物館」(岐阜市)が収蔵する昆虫標本から、世界最長のヘラクレスオオツノカブトや世界最重量級ゾウカブト、「飛ぶ宝石」とも称される美しい光沢を放つチョウなど約670種3000頭以上の貴重な標本を展示。解剖学者の養老孟司さんや仏文学者で作家の奥本大三郎さん、生物学者の池田清彦さんの「虫の達人」3人をナビゲーターに、日本人と虫とのかかわりを紹介していく。
やくさんは、JR山手線全29駅ごとに昆虫採集をし、その様子を会場で紹介している。9月5日まで。入場料は、一般1300円、大学・専門学校生1040円、小中高生・65歳以上650円。(毎日新聞デジタル)