M−1グランプリ:笑い飯ラストチャンスに「優勝しないと…」 パンクブーブーはギャラ4倍に

「M−1グランプリ」の会見で意気込みを語る「笑い飯」
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「M−1グランプリ」の会見で意気込みを語る「笑い飯」

 漫才日本一を決める「オートバックス M−1グランプリ2010」の会見が28日、東京都内で行われ、昨年優勝したお笑いコンビ「パンクブーブー」と、お笑いコンビ「笑い飯」「ナイツ」らが出席した。02年から8年連続で決勝に進出した「笑い飯」は芸歴10年の参加資格の計算が月単位に変更され、ラストチャンスの出場となり、西田幸治さん(36)は「優勝しないと殺されちゃう」、哲夫さん(35)は「僕らも10年、M−1も10年。ちょうど切りよく優勝できたら」と意気込んだ。

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 前回優勝の「パンクブーブー」の黒瀬純さん(35)は「ギャラは4倍になりました」と言い、「昔は給与明細を見てひざから崩れ落ちたことしかなかった。今は2年間付き合ってる彼女と一緒に明細を見て、祝杯をあげますよ」とうれしそうに話していた。

 「笑い飯」と同じくラストチャンスとなる「ナイツ」の塙宣之さん(32)は「整いました!」と、「M−1とかけまして腕のいい歯科医とときます。敗者(歯医者)に注目が集まることもあるでしょう」と謎かけを披露したが、観客の反応はイマイチで、それを見た相方の土屋伸之さん(31)は「今年もまあまあの順位かな」と嘆いていた。

 また優勝した際の1000万円の使い道を「笑い飯」の哲夫さんは「(ネタに登場するキャラクター)鳥人間のギアカバーを作る元金にする」、「ナイツ」は「浅草に自分たちの派手な銅像を作りたい」とコメント。会見には「東京ダイナマイト」「ハライチ」「POISON GIRL BAND」「千鳥」も登場した。

 「M−1グランプリ」は結成10年以内のコンビであれば、プロ、アマ問わず参加できる漫才のコンテストで、01年にスタートし、今年10回目を迎える。今年は、9月13日までエントリーを受け付け、8月21日から予選を開始。今年から、新潟、愛媛でも予選が行われる。優勝グループには賞金1000万円が贈られる。過去の優勝者には、「中川家」「ますだおかだ」「フットボールアワー」「チュートリアル」らがいる。(毎日新聞デジタル)

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