現在の科学技術で実現したタケコプターや透明マントなどを展示した「ドラえもんの科学みらい展」が日本科学未来館（東京都江東区）で開かれている。ドラえもんの異次元アイテムを通じて、進歩する科学技術を実感できる企画展となっている。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　会場は五つのコーナーに分かれており、「空を自由に飛びたいな」には、タケコプターならぬ世界一小さい1人乗りヘリコプターとしてギネスに登録されている「GEN-H4」が登場。乗り込んで記念撮影することができ、シミュレーション映像で飛行体験するイベントの開催も予定されている。「変身したい！」では、あたかも透けて見えるような「透明マント」を実際にかぶって体験できる。「ドラえもんとくらす未来」では、学習したり、会話をしたり、介護をするロボットが展示されている。

　講師を招いてのトークイベント「サイエンティスト・トーク」も開催。24日には「ほんやくコンニャク！？～音声翻訳技術～」（情報通信研究機構の中村哲さん）、8月21日には「タイムマシン！？～最先端物理学によるタイムトラベル～」（二間瀬敏史・東北大学教授）が行われる。

　同展は9月27日まで。毎週火曜定休（27日～8月31日の夏休み期間は開催される）。料金は大人1000円、18歳以下500円。（毎日新聞デジタル）